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アジアカップに久保建英を招集すべきか否か、キャリアを左右する大きな選択肢に

写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
12月22日に行われたラ・リーガ第18節のカディス戦でルベン・アルカラスから2度の乱暴行為を行われた久保だが、大事に至らなかったとしても1月からレアル・ソシエダを離れることになるかもしれない。

1月中旬からアジアカップが行われる予定となっており、久保も招集される可能性が高いからだ。

日本代表が決勝まで勝ち進んだ場合は2月10日まで代表活動を行うこととなるため、久保はソシエダの試合を7~8試合ほど欠場する可能性がある。

ラ・リーガ&CLの試合とアジアカップのどちらを選択するべきなのか

アジアカップへの招集は、日本代表の森保監督と日本サッカー協会で決め、選手に招集を打診する。

基本的に余程のこと(怪我やコンディション不足)がない限りほとんどの選手は招集に応じるため、久保も招集の打診が来れば「YES」と答えることだろう。

しかし、この1月中旬~2月中旬の1ヶ月間は久保のキャリアにとって非常に重要となる可能性が高い。

森保監督が久保の招集を見送りラ・リーガ&CLの試合に集中させる決断をするのか、はたまた久保を招集しアジアカップ制覇を狙うのかによって、大きく未来が変わる可能性もあるからだ。

おそらく森保監督は後者を選択するはずだが、アジアカップよりもはるかにレベルの高いラ・リーガでの試合とCL(しかも相手はエムバペ擁するパリ・サンジェルマン)の試合を棒に振るのはあまりにももったいない。

アジアカップの準決勝まで久保を帯同させ、決勝前にソシエダに帰還するという選択肢もあるが、そうした柔軟な対応はなかなか難しいだろう。

久保は長期間チームを離れることに対してネガティブな感情も

久保は12月22日に行われたカディス戦後のインタビューでアジアカップへの参加についてコメントしている。

「代表に呼ばれたら行かなきゃいけないと思う」

「(チームが重要視してくれる中でアジアカップに参加するのは)残念な気持ちはありますけど、そこは割り切って、選ばれたからには頑張ろうという気持ち」

日本代表の要である三笘薫や冨安健洋が負傷しアジアカップに参戦できなくなったため、久保にかかる期待は大きい。

それゆえにおそらく久保は1月中旬から日本代表のユニフォームを着ることになるはずだが、果たして森保監督や日本サッカー協会のその選択は吉と出るのか凶と出るのだろうか。

久保の未来はサッカーの神様だけが知っている。

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