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鎌田大地が加入の名門ラツィオとは?カギ握る起用法を検証。期待される“先駆者”中田英寿に続くスクデット獲得

ローマで名を刻んだレジェンド

日本、ドイツ、ベルギーに続き4カ国目のチャレンジとなった鎌田。セリエAでは13人目の日本人プレーヤーとなったなか、歴代の日本人選手のなかでも同じ本拠地の名門でプレーした先駆者、中田英寿に続くことができるか。中田はローマ時代の2000-01シーズンに日本人初となるスクデット獲得に貢献。昨季2位で終えたラツィオは、優勝争いに絡むことも期待され、ユベントス戦など大一番でゴールを決め、ロマニスタの心に残る活躍を見せた中田のようなインパクトを期待したい。

ほかにも中盤の選手としては名波浩(ヴェネツィア)、中村俊輔(レッジーナ)、小笠原満男(メッシーナ)、本田圭佑(ミラン)といった選手がプレーしてきた。しかし、セリエAで中田を超えるほどのインパクトは残せず、苦労した選手たちもいる。慣れ親しんだドイツを離れた鎌田にとって、プレー面はもちろん、言葉の問題や戦術、文化など、活躍するために求められるイタリアへの適応が活躍に向けてヘは必要だろう。

今夏の移籍騒動に終止符を打ち、名門ラツィオで新たな背番号「6」を背負うことも決まった鎌田。フランクフルトでヨーロッパ・リーグ優勝を果たすなど、欧州で実績を積んできたテクニシャンはローマの地でどのようなプレーを見せるのか。また、その新たな引き出しを日本代表へどのように還元してくれるのか。イタリアで始まる鎌田の新たな挑戦には注目だ。

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