八村塁(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「NBA」八村塁所属レイカーズがハムHCを解雇!来季に向けチーム再編へ

八村塁(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
5月3日、NBAのレイカーズがダービン・ハムHC(50)を解雇したと発表した。

すでに後任について『ジ・アスレチック』などでも報道もされており、ケニー・アトキンソン氏(56)、J・J・レディック氏、クリッパーズのティロン・ルーHC(47)などが候補に挙がっている。

今季もナゲッツに敗れPO敗退となったレイカーズ

かつての名門もここ数シーズンは苦しんでいる。

2019-2020シーズンにNBAチャンピオンに立ったが、翌シーズンはプレーオフ1回戦でサンズに敗退し、2021-2022シーズンは33勝49敗と低迷しプレーオフ進出ができなかった。

昨季こそカンファレンス決勝まで勝ち進んだものの、ナゲッツにスイープ(0勝4敗)を喫した。

そして今季再びプレーオフでナゲッツと対戦すると、スイープこそ阻止したものの1勝4敗と惨敗という結果となった。

レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスというNBA屈指のスターを擁しながら結果が出せなかったハムHCには以前から批判の声が上がっていたが、チーム再編のためにプレーオフ敗退後にレイカーズが決断したようだ。

実際にプレーオフでもレブロンがハムHCの采配に苛立ちを見せるシーンが見受けられ、チームが上手くいっていないと感じることも多かった。

前述した2人の他にもオースティン・リーブスやディアンジェロ・ラッセル、そして八村塁という実力者が揃っているレイカーズだが、ハムHCの手腕だけでなく主力以外の戦力が足りていなかったこともプレーオフ早期敗退の原因だともいえる。

そのため、HCの変更だけでなくロスターの再編成は必要不可欠だろう。

HC交代で八村塁も再びアピールが必要に

レブロンやアンソニー・デイビスは来季も柱としてプレーする可能性が高いが、八村に関しては再びアピールが必要だろう。

シーズン後半はスターターとして活躍したが、プレーオフでは平均7.8点、3.8リバウンド、0.8アシストと低迷した。

大事な試合で実力が発揮できない現状では、まだまだ力不足であるのは間違いない。

いったい誰がHCに就任し、レイカーズをどのように再編していくのか、その動向に注目だ。

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