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前日から8打縮めるチャージも実らず 金谷拓実は24年初戦で予選落ち

「66」で追い上げた金谷拓実だったが…。カットラインには2打届かなかった(撮影:GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 2日目◇12日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

追い上げ実らず、金谷拓実の2024年初戦は予選落ちに終わった。初日の「74」から一転、5バーディ・1ボギーの「66」でスコアを4つ伸ばしたが、トータルイーブンパーの99位タイ。カットラインに2打及ばず、2日間でコースを去ることになった。

出だしの1番でボギーを喫する苦しいスタートも、前半で2つのバーディを奪い返しハーフターン。10番、12番もバーディとして追い上げたが、その後は5ホール連続でパーを並べるにとどまった。迎えた18番パー5では2オンに成功しバーディフィニッシュとしたが、初日の出遅れが重くのしかかった展開には悔しもこみあげる。

「もう、10個バーディを獲るつもりで、そのぐらいじゃないと通らないと思った」と攻めの姿勢を貫いた一日。初日は強風のなかで苦戦して4オーバー。この日は風がおさまったなかでビッグスコアを目指した。予選通過こそ果たせなかったが、4つ戻したことについては納得の表情を浮かべる。

グリーンのスピードが合わずに3パットを喫したことや、風の中でのショットのブレなど課題は残したが、「きょうのようなプレーができれば、また次の試合につながると思う」とこの結果を自信にして前を向く。

日本ツアーの賞金ランキング上位の資格で今季は欧州ツアーをメーンに参戦予定。「とにかく最後まで諦めずに」という気持ちで追い上げたこの日のプレーは次につながるもの。悔しさと収穫を持って、次戦に備える。

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