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LIV参戦のパトリック・リード、世界ランキング56位に怒り 「本当のシステムじゃない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リードは怒り…LIV組は世界ランキングが右肩下がり(撮影:GettyImages)

前週から2ランク落として最新の世界ランキングは56位となったパトリック・リード(米国)は、「自分が今、世界ランキング56位だとは思わない」と怒りの声を上げた。

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サウジアラビアのジェッダで開催される「LIVゴルフ」レギュラーシーズン最終戦に出場するリード。開幕前日の13日、会場のロイヤルグリーンズG&CCで記者会見を行い、LIVゴルフでのプレーには世界ランキングポイントが付与されないことに反発した。

2018年に海外メジャー「マスターズ」を制したリードは、20年6月に自己ベストの世界ランキング6位を記録。今年初めは25位で迎え、LIVゴルフが開幕した6月は36位だった。その後は「全米オープン」で49位タイ、「全英オープン」は47位タイ、DPワールド(欧州)ツアーなどに参戦して「BMW PGA選手権」で5位とこれらは世界ランキングポイントを獲得したが、ランキングは下降の一途をたどっている。

「これだけのすばらしい選手、トップ選手と戦っているのに、ポイントを獲得できない。この状態が長引けば世界ランキングのシステムは無意味なものになる。正直に言って、すべての人がポイントを獲得しないと本当のシステムではない」と主張した。

リードは“歴代勝者”としてマスターズに生涯出場する権利を有するが、そのマスターズ勝利で得た他のメジャー出場資格は5年で23年が最後の年。世界ランキングポイント獲得は、リードにとっては切実な問題となる。(文・武川玲子=米国在住)

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