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勝てない日々…「置いていかれてる感」も 渋野日向子が感じていた“世代交代”の波 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -10 2 木村彩子 -10 ペ・ソンウ -10 佐藤心結 -10 5 西村優菜 -9 西郷真央 -9 7 山下美夢有 -8 8 大里桃子 -7 高橋彩華 -7 稲見萌寧 -7 順位の続きを見る

新陳代謝が続く女子ゴルフ界で渋野日向子(左)が感じていた苦悩 今大会では超新星も登場

新陳代謝が続く女子ゴルフ界で渋野日向子(左)が感じていた苦悩 今大会では超新星も登場(撮影:村上航)

<スタンレーレディス 最終日◇10日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6592ヤード・パー71>

「勝てなかった2年間は、短いようで長かったのか、長かったようで短かったのか分からない。でもいろいろ思い出し泣いてしまった」。渋野日向子は4人によるプレーオフを制すと、両手で顔を覆って号泣した。

渋野日向子、号泣Vの瞬間【大会ライブフォト】

前回の優勝は2019年の「大王製紙エリエールレディス」。この1年11カ月の間には、来年からの本格参戦を目指す米ツアー挑戦に向けたスイング改造などにも着手した。「何試合かアメリカで戦って、飛距離の差も感じた。向こうの選手は、ずっと難しい芝でプレーしているから、自分が悩んでいるのがおかしくなるくらい簡単に打つ。レベルの高いプレーを見て、今の自分ではダメだと思った」。これが大胆な変更に踏み切った理由だ。

もちろん、1日、2日で完成するものではない。練習を続け、実戦で課題を見つけ修正することの繰り返し。思うような結果が出なくても、「ブレずにやれることを」やり続けた。その間には葛藤も。『もう勝てないのではと思ったことは?』と問われた渋野は、すぐに「あります、あります。めちゃくちゃあります」と答え、そして続けた。

「この年齢で言うのもおかしいけど、女子ゴルフ界は世代交代が早い。2年前にレギュラーツアーに出始めたのに、そう思ってしまうくらい“置いていかれてる感”がありました」

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