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鎌田大地(写真:PA Images/アフロ)

鎌田大地、ラツィオ残留決断報道!日本代表復帰の可能性大で復活劇のスタート

鎌田大地(写真:PA Images/アフロ)
5月7日、ラツィオの鎌田大地(27)が来季残留を決断したと『Corriere dello Sport』が報じた。

日本代表の森保監督も欧州遠征の際にラツィオ戦を視察しており、6月に行われるW杯アジア2次予選のミャンマー戦とシリア戦の2試合に招集される可能性も出てきた。

いよいよ日本が誇るMFの逆襲が始まりそうだ。

監督交代によって状況が一変

今季出場時間1650分で1得点2アシスト。

これが昨季4029分に出場し16得点7アシストを記録し欧州で人気銘柄にまで上り詰めた鎌田大地の今季の成績だ。

日本代表の主力であり、欧州でもEL制覇やCL3試合連続得点などを成し遂げた鎌田にとって、これほど屈辱といえるシーズンはないだろう。

シーズン序盤こそスタメン出場していたが、サッリ監督の構想にハマらず次第にベンチ要員となっていった。

その実力は疑いようがないが、明らかに監督との相性は悪く、「終わった選手」というイメージすらついてしまう。

しかし、シーズン途中でイゴール・トゥドール氏が監督に就任すると状況が一変。

それまでベンチ要員だった鎌田は中盤でスタメン起用され続け、チームになくてはならないピースとなったのだ。

監督からの信頼も厚く、プレーの自由度も前監督時代と比べ明らかに増している。

ラツィオの会長にも契約延長の意志を伝えたとの報道も

状況が一変したことで鎌田がラツィオとの契約を延長する可能性がグッと高まっている。

『Corriere dello Sport』は、すでに鎌田側がラツィオのロティート会長に契約延長を希望していることを伝えたと報じており、来季もラツィオの一員としてプレーする可能性がかなり高くなった。

セリエAの残り3試合でCLやEL出場権を獲得できる可能性はわずかながら残されているが、もしも出場権が獲得できなくても歴史ある強豪クラブで主力として起用してもらえる環境は現在の鎌田にとってはありがたいため、残留の可能性は極めて高いといえるだろう。

6試合連続スタメン出場中とコンスタントにプレーできているため、日本代表への復帰も期待できる。

低迷したキャリアを再び上昇気流に乗せるためにも、鎌田にはシーズン終了まで良いプレーを継続し残留を勝ち取ってもらいたいものだ。

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