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台湾優勝から国内初戦9位 川崎春花が見据える24年「海外メジャーに出たい」

国内初戦を9位で終えた川崎春花(撮影:ALBA)

<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇3日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>

前週の台湾ツアーメジャー大会で優勝を遂げて、国内開幕戦に乗り込んだ川崎春花がトータル5アンダーの9位タイに食い込んだ。最終日は4バーディ・1ボギーのラウンドで、初日の84位タイからカムバック。「初日出遅れたけど、そこから毎日順位を上げることができてよかったです」と笑顔で沖縄戦を振り返った。

昨年の本大会は直前にコロナ感染が発覚し欠場を余儀なくされた。初挑戦となった今年の開幕戦では尻上がりに調子を上げて、トップ10に滑り込み。シーズン初戦としては「ショットの雰囲気がよくなって、自信を持って打てています」と台湾での優勝に続く好成績はシーズンスタートとして悪くない。

2022年にメジャーを含む2勝を挙げたが、昨年は不振に陥った。その中でも海外メジャーを2試合経験できた事が大きな刺激となっている。7月の「全米女子オープン」では64位。8月の「AIG女子オープン」(全英)では3日目に「83」を叩き、決勝ラウンド進出者で最下位に甘んじた。今年はその借りを返すために、「また全米と全英に出たい」と先を見据えている。

もちろんただ出るわけでなく、そこで成績を出すことが目標。そのためにも、まずは「世界ランキングを上げていきたい」というのが命題。春先からランキングを上昇させて、メジャー出場権をつかむのが今の目標だ。

現在の世界ランキングは100位。「優勝もしたいです」と春先の国内Vが海外へとつながっていく。次戦は昨年予選落ちした高知での1戦。流れを切らさず、このまま突っ走る構えだ。

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