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寄るかどうか成功率は運任せ!? 自分のアプローチレベルをチェックしよう/藤田寛之

芯に当たるとカシュッと乾いた音が鳴り、低く打ち出せる。あおり打ちや打ち込み過ぎるとミスヒットになる。ボールだけクリーンに当てればOK

アマチュアはアプローチで上手く寄ることもあれば、ザックリでグリーンまで届かないという大ミスをしてしまうこともある。ときにはトップしてグリーンオーバーも。これはアプローチの完成度が低いということ。ヘッドの入り方や力加減がその度に違うのだ。つまり運任せ。果たして自分のアプローチはどれほどの完成度なのか? それをチェックする方法を藤田寛之に教えてもらった。

「プロがよくハイティアップでアプローチ練習をしますが、それには理由があります。人工マット上で打つと、ダフっていてもソールが滑り、ミスに気付きにくいからです。またマット上だと、ロフトが寝て当たり弾道が高く上がってしまうことも。

それを防ぐためにも、ハイティアップしたボールを30ヤード打ってみましょう。低く打ち出せるかどうか、アプローチの完成度をジャッジする方法としておすすめです。

あおり打ちでロフトが寝たり、打ち込み過ぎてフェース上部に当たると弾道の頂点が3m以内に収まらないはず。低く打ち出すために、ややダウンブローで振ってスコアライン下3本辺りに当てる。そうすれば適正スピンで低く打ち出せ、距離感も合いやすくなります。

アプローチの完成度を見つつ、いい練習にもなります。ぜひやってみてください」。

藤田寛之
ふじた・ひろゆき/ 1969年生まれ、福岡県出身。2012年に43歳で初の賞金王に輝く。今季日本シニアOPでシニア3勝目を挙げる。葛城ゴルフ倶楽部所属

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