レブロン・ジェームズ(写真:AP/アフロ)

レイカーズ、集中力切らさずナゲッツに初勝利!奇跡のプレーオフ逆転劇目指しチーム一丸に

レブロン・ジェームズ(写真:AP/アフロ)
4月28日、NBAプレーオフ「レイカーズ対ナゲッツ」の一戦が行われ、119-108でレイカーズが勝利した。

レイカーズはナゲッツに3連敗となっていたため敗れればプレーオフ敗退となる試合だったが、見事初勝利を挙げた。

八村塁はスターターとして出場し、9得点1アシスト4リバウンドという結果だった。 

2年連続4連敗を避けたいレイカーズは気合い十分

昨季もプレーオフ初戦でナゲッツに4連敗しているレイカーズは、今季も同じ相手に3連敗を喫し、この試合に負ければ2年連続スイープとなる。

屈辱の2年連続スイープを避けたいレイカーズは試合序盤から気合い十分でナゲッツに立ち向かう。

ファーストクオーターは23-28でレイカーズがリードすると、セカンドクオーターでも25-33とレイカーズが圧倒する。

しかし、レイカーズは「魔のサードクオーター」と呼ばれるほどサードクオーターに弱いため、まだまだ勝負はわからない。

レイカーズはそんな苦手のサードクオーターでも意地を見せる。

一時7点差まで縮められたものの、アンソニー・デイビスがオフェンスリバウンドを奪い取いスリーポイントに繋げるなど、サードクオーター終了時点で80-91と11点差で最終クオーターを迎える。

この日は最終クオーターも集中力を切らさないレイカーズ。

ラッセルからのアリウープパスをレブロンが見事にダンクし、16点差とする。

ラッセルはその直後スリーポイントも決め、19得点差。

一旦はナゲッツも追いすがるも、残り2分30秒あたりでレブロンがスティールからの豪快なダンクを決め勝負あり。

レイカーズはプレーオフ初勝利を挙げた。

初勝利のキーとなったのはアンドニ―・デイビスとラッセル、そしてレブロン

アンソニー・デイビスはこの試合、25得点 6アシスト23リバウンド(23リバウンドはプレーオフのキャリアハイ)など大活躍。

ラッセルは勢いに乗ると止められない選手だが、この日はまさに当たり日だった。

レブロンも最終クオーターで随所に素晴らしいプレーを見せ、試合を決める得点を決めた。

八村塁も9得点はしたものの、ナゲッツのマイケル・ポーターJr.を抑えきれない場面も多く、試合終盤は出番がもらえなかった。

プレーオフでは4試合連続1ケタ得点となるなど存在感を発揮できておらず、今後さらにレベルアップする必要があるといえるだろう。

これで1勝3敗としたレイカーズ。

プレーオフ初の勝利となったわけだが、果たして奇跡の逆転劇を実現させることができるのか。

レイカーズのホームで行われる第5戦も目が離せない。

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