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プロ2年目の荒川怜郁が地元・琉球放送とスポンサー契約 「何か運命のようなものも感じます」

プロゴルファーの荒川怜郁と琉球放送株式会社・代表取締役社長の中村一彦氏(提供:琉球放送)

2022年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに合格し、昨年ルーキーイヤーを戦った荒川怜郁(れいか)が、出身地・沖縄に本社を構える琉球放送(RBC)とスポンサー契約を結んだことが5日、発表された。契約は1月1日付で行われ、今季から同社のロゴ入りキャップを着用し国内トーナメントを戦っていく。

荒川は、250ヤード超の飛距離が武器の22歳。中部学院大在学時の22年にプロテスト合格を果たすと、1年目の昨季開幕をQTランク4位で迎えた。「フジサンケイレディス」2位など活躍するが、5月にはトレーニング中のアクシデントで右足親指を骨折。治療のため、2カ月間戦線離脱した。その影響もあり25試合の出場にとどまり、メルセデス・ランキング82位でシーズンが終了。今季はQT52位で開幕を迎えることになる。

今年で創立70周年を迎える同社は、女子ツアーでは沖縄で行われる開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の主催にも名を連ねている。スポーツを通じ地域に貢献したいという思いから、地元プロスポーツへのさらなる協賛を検討。ひたむきにゴルフに向き合う荒川の姿に感銘を受け、今回の契約に至った。アマチュア選手と女子ゴルフ界の架け橋、そして沖縄県内女子ゴルフの活性化、さらには地域スポーツ振興に寄与したいという考えも示している。

荒川は、小学生時代からRBC主催のダイキンオーキッドレディスアマに出場し、大学2年時の21年にダイキンオーキッドの本戦に初出場。22年大会では10位になり、ベストアマチュア賞にも輝いている。「この試合で、とても自信がつき、プロテストへ挑戦することが出来ました」と振り返る試合だ。

さらに「私のゴルフを成長させてくれる機会を小さいことからずっとRBCさんに頂いてきました。そんな恩とご縁がある企業さんに応援して頂けること、何か運命のようなものも感じます。これからもたくさん練習をして、活躍できる選手になれるように日々精進して参りたいと思います」などコメントを発表した。

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