小平智は薄氷の予選通過 サヒス・ティーガラら首位浮上

小平智は苦しみながらも週末への切符をつかんだ(撮影:GettyImages)

<フォーティネット選手権 2日目◇15日◇シルバラードリゾート ノースC(カリフォルニア州)◇7346ヤード・パー72>

今季のポイントランク51位以下の選手が来季出場資格順位を上げて、格上げ大会や出場権確保などを目指す『フェデックスカップ・フォール』の初戦。第2ラウンドが終了し、日本の小平智は「74」と苦しみながらも、カットライン上のトータル3アンダー・52位タイで決勝にコマを進めた。

トータル12アンダー・首位タイにサヒス・ティーガラ(米国)とキム・シファン(韓国)。トータル11アンダー・3位にベ・サンムン(韓国)、トータル10アンダー・4位にはエリック・コール(米国)が続いた。

米ツアー通算15勝のジャスティン・トーマス(米国)は「67」をマークし、トータル8アンダー・6位タイに浮上。3連覇がかかるマックス・ホーマ(米国)も同じく6位タイにつけた。

初日首位発進のルーカス・ハーバート(オーストラリア)はトータル6アンダー・19位タイに後退。「ライダーカップ」の米国キャプテンを務めるザック・ジョンソン(米国)はトータル1アンダー・80位タイで予選落ちを喫した。

フェデックスランク50位以上の選手は、このシリーズでポイントを獲得してもランク変動はないが、優勝は公式記録として残る。同ランク50位でシーズンを終え来季のフル出場権を確保した松山英樹は、今大会にエントリーしていない。

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