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小技で魅せる! “全米アマ女王”が10年の歳月を経て五輪代表へ【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“全米No.1アマ”が10年後、いよいよ五輪の舞台を踏む(撮影:GettyImages)

東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをオリンピックゴルフランキング順におさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

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ダニエル・カン】(米国)
■年齢:1992年10月20日生まれ 28歳
■身長:168センチ
■プロ転向:2011年
■主な戦績:米ツアー5勝、メジャー1勝

サンフランシスコ生まれで韓国系米国人のカンは、12歳でゴルフを始めると、2007年には予選を突破しわずか14歳で「全米女子オープン」に出場。さらに10、11年の「全米女子アマ」を連覇するなど、アマチュア時代から輝かしい実績を残した。

その11年にはプロ転向も果たす。だがそんな将来を嘱望された選手も、しばらくは勝てない時期を過ごした。ようやく転機が訪れたのが、17年の海外メジャー「KPMG女子PGA選手権」だった。最終日の最終18番でバーディを奪い勝利。大舞台でツアー初優勝を挙げた。

その後は18、19年に「ビュイック LPGA上海」を連覇。20年には2勝を挙げるなどコンスタントに勝利数を増やし、現在世界ランクは6位と、トップ選手の位置に上りつめた。ドライバーの平均飛距離は250ヤードを少し超えるくらいと米国では飛ばない部類に入るが、ツアーで1位につけるパットなど小技でスコアを作るタイプなだけに、日本のコースとの相性もよさそうだ。

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