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バイエルン・ミュンヘン、ブンデスリーガ11連覇ピンチ!ライプツィヒに1-3で敗戦

写真:ムシアラ(提供:ロイター/アフロ)
ブンデスリーガの絶対的王者であるバイエルン・ミュンヘンの11連覇に黄色信号が灯った。

5月20日、ブンデスリーガ第33節「バイエルン・ミュンヘン対ライプツィヒ」の一戦が行われ、1-3でライプツィヒが勝利した。

暫定順位は1位をキープしているが、本日2位のドルトムントがアウクスブルクに勝利すれば勝ち点で逆転され、残り1試合で2位に転落することになる。

バイエルンは試合終盤に2つのPKを与え万事休す

勝利すればブンデスリーガ11連覇という偉業達成に大きく近づくバイエルンだったが、痛恨の敗戦を喫した。

レヴァンドフスキという絶対的エースの移籍や絶対的守護神のノイヤーの大怪我などがシーズンを通して効いてきてしまっていると言えるだろう。

試合は前半25分、バイエルンは幸先よく先制点を奪う。

エリア外左でパスを受けたニャブリが一気にドリブルでエリア内に侵入し、そのまま強烈なシュートを放つ。

ニアサイドに飛んだボールは、ポストに当たりそのままゴールに吸い込まれた。

その後もニャブリのクロスからコマンがヘディングシュートを放つなど、決定的なチャンスを作ったが、追加点を奪えずに1-0のまま前半を折り返す。

64分、ライプツィヒは自陣でボールを奪うと一気にカウンターを発動する。

ハーフウェーラインを超えた時点でライプツィヒの選手が4人に対してバイエルンのDFは1人という最大のチャンスを作る。

ボールを持ったライマーは、一度は右サイドに展開するも、折り返しのボールがDFに当たり足元に転がってきたところを、右足を振り抜きゴールを奪った。

貴重な同点弾を叩き込んだライプツィヒは、アウェーゆえにこのまま引き分けでもOKだったが、バイエルンが自滅してしまう。

74分、ライプツィヒのエンクンクがエリア内に侵入すると、バイエルンのパバールが足を掛け、PKを与えてしまう。

このPKをエンクンクが落ち着いて決め、ついにライプツィヒが逆転に成功する。

さらに84分、CKのボールをバイエルンのマズラウィがハンドしてしまい、再びライプツィヒにPKが与えられる。

今度はソボスライがこのPKを沈め、なんとライプツィヒが2点のリードを奪った。

後半残り15分の間に2つのPKを与えてしまえば、さすがのバイエルンでも逆転は不可能だ。

勝利したライプツィヒは、勝ち点を63に伸ばし、来季のCL出場権獲得を決めた。

そしてバイエルンは、この敗戦で勝ち点を伸ばすことができず、今日行われる「アウクスブルク対ドルトムント」の結果次第では、2位に転落することになった。

果たしてこのまま11連覇の夢は潰えてしまうのか、最終戦まで目が離せない。

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