写真：山本由伸 (AP/アフロ)
12月19日、山本由伸の移籍先がクリスマス前にも決まる可能性が高いとスポーツメディア『ESPN』の記者が伝えた。
すでに各球団からの条件提示は出揃っており、山本の決断のみとなっている。
日本球界が誇るスターが満を持してメジャー挑戦へ
NPBにおいて3年連続投手4冠、沢村栄治賞、MVPという文句のつけようがない成績を残した山本由伸は、満を持してメジャーリーグに挑戦することになる。
178㎝と体格は小柄だが、キレのあるストレートはもちろん、カーブ、スプリット、カッター、スライダーのすべてがハイレベルであり、メジャーへの挑戦に失敗するイメージはない。
おそらくどの球団に移籍しても先発の柱として活躍することだろう。
もちろん、初めて対戦する打者がほとんどであり、アメリカの気候やメジャーリーグの公式球、ピッチクロックなど慣れなければならないことは多いが、数ヶ月もすれば慣れていくはずだ。
日本人ファンは1日も早く山本がメジャーリーグで躍動する姿を観たいと感じていることだろう。
注目の移籍先はクリスマスまでに決まる可能性が高い
12月20日現在、山本獲得が噂されている球団は以下の通り。
・ヤンキース
・ドジャース
・メッツ
・フィリーズ
・ジャイアンツ
・レッドソックス
・ブルージェイズ
この中で最も有力とされているのが、ヤンキースとドジャースだ。
ヤンキースはすでに2回山本と面談を行っている。
王国復権のキーマンとして期待されており、その本気度の高さに山本が応える可能性は高い。
ドジャースに関しては大谷翔平が交渉の席に同席するなど、こちらも本気度が高い。
すでにメジャーリーグ屈指の打線が出来上がっており、投手の再編さえ上手くいけば2020年以来となるワールドシリーズ制覇も夢ではないだろう。
ドジャースを選んだならば、メジャー挑戦1年目でワールドシリーズで登板できる可能性もありえるわけだ。
ややヤンキースが交渉でリードしているとされるが、もしもドジャースに決まれば日本人ファンにとっては最高のクリスマスプレゼントとなることだろう。
果たして山本由伸はどの球団のユニフォームに袖を通すことになるのか、その動向に注目だ。
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