サイ・ヤング賞を目指せる投手としての活躍と明確化されてきている二刀流の限界

写真:Creative 2/アフロ

大谷翔平(写真:Creative 2/アフロ)
5月6日、MLB「ヒューストン・アストロズ対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、2-1でアストロズが勝利した。

この試合に投手として先発した大谷翔平は7回2失点の好投を見せたものの、味方打線の援護なく敗戦投手となった。

最高レベルのスイーパーを武器に防御率0.97!サイヤング賞も現実的な目標に

大谷は昨シーズン途中から投手として復帰したが、ポストシーズンを含め「試運転」だったのかもしれない。

それほど今シーズンの大谷の投球は圧倒的であり、投手としても大きな記録と個人タイトルを手にする予感が漂っている。

規定投球回は常にギリギリ(下回っているタイミングもあり)ではあるものの、防御率は異次元の0.97となっている。

2勝2敗と勝利数こそ伸びていないものの、MLBトップの防御率で3月、4月の月間最優秀投手(MVP)にも選ばれた。

過去に本塁打王や打点王を獲得するなどMLB屈指の打者がサイ・ヤング賞を受賞するというありえない展開が現実になる可能性もある。

登板の際の投球回も徐々に伸びてきており、規定投球回も怪我による離脱がなければクリアできるだろう。

30代に入り二刀流の限界も明確化か

「ユニコーン」と称される大谷翔平も今年の7月5日で32歳となる。

今シーズンは登板日に打者大谷を回避する流れとなってきている。

それでも20代のような投打両方での異次元な活躍は難しくなってきており、打率も.240と不振に陥っている。

20代と比べ身体のキレや回復力、動体視力などが衰えることを踏まえれば、サイ・ヤング賞を目指すほど投手大谷に力を入れればシーズン40本以上、打率.280以上を記録するのは難しいと判断できる。

そのため、無理に投打両方でハイレベルな記録を目指すのではなく、ある程度打者に関しては割り切るのも「あり」だといえるだろう。

果たして大谷は投手としてシーズン最後までハイレベルな状態をキープできるのか、注目だ。