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遠藤航(写真:ロイター/アフロ)

日本人所属クラブの各指揮官がアジアカップからの早期復帰を願う!日本人選手の欧州での価値を証明か

遠藤航(写真:ロイター/アフロ)
かつて欧州における日本人選手の評価は非常に低いものだった。

しかし、中田英寿や小野伸二、稲本潤一、香川真司、岡崎慎司、三笘薫、久保建英など各年代の日本代表選手たちが欧州で実績を残し続けたことにより、2024年現在の日本人選手への評価は非常に高いものとなっている。

アジアカップに参加する選手の所属クラブ監督たちが口を揃えて「早く帰ってきてくれ」と公言していることがそれを証明しているといえるだろう。

欧州の強豪クラブ監督たちが選手の早期復帰を願う

守田英正所属スポルティングのアモリム監督は、「日本が決勝に進めないことを願っている」と冗談を交えて公言。

久保建英所属レアル・ソシエダのアルグアシル監督も、「言いにくいが、なるべく早く帰ってきてほしい」と公言。

遠藤航所属リヴァプールのクロップ監督も、「幸運を祈るといったら嘘になる」と冗談交じりに公言。

このように、冗談を交えながらではあるものの、半分以上は本音が混じっているコメントを各指揮官が出しているのだ。

ジンチェンコが負傷がちで左SBの層が薄くなっている冨安健洋所属のアーセナルも、伊東純也と中村敬斗の両WGスタメンを欠くことになるスタッド・ランスも、主力CBとして信頼されている板倉滉所属のボルシアMGも同じだろう。

右SBとしてリーグ戦全試合フル出場を果たしていた菅原由勢所属のAZアルクマールも同様だ。

さらに三笘薫所属のブライトンは、デ・ゼルビ監督が三笘の復帰を心待ちにしていたゆえに、負傷明けでアジアカップに参加することを残念に感じているはずだ。

欧州における日本人選手の価値は確実にUPしている

ー昔前までであれば、アーセナルやレアル・ソシエダ、リヴァプールといった強豪クラブに日本人選手が所属しているだけでも驚かれたはずだ。

しかし、現在ではただ所属しているだけではなく、欠かせない戦力として重宝されている。

勤勉でテクニカル、優れたアジリティなど、欧州における日本人選手のイメージは劇的に変化したと行っても過言ではないだろう。

「優勝以外は意味がない」

所属クラブの監督たちには申し訳ないが、日本人選手たちはそういった気持ちでアジアカップに臨むはずであり、おそらく決勝に辿り着く可能性は非常に高いといえるだろう。

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