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LPGAが古江彩佳の動画を公開 ナイスプレー集で安定感抜群の今季を振り返る

来季は米ツアー2勝目をめざす古江彩佳(撮影:福田文平)

米国女子ツアー(LPGA)が公式インスタグラムを更新。今シーズンも安定した活躍を見せた古江彩佳のプレーをまとめた動画を公開した。

投稿では「この日本人選手は2023年のLPGAツアーでトップ10フィニッシュを7回決めた」と古江を紹介。動画はティイングエリアでコースに一礼する姿から始まると、ドライバーショットやピンに絡むアイアンショット、グリーンの外からパットを決めるシーンなど、今季のナイスプレーが紹介されている。

2019年の「富士通レディース」ではツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロ転向を宣言した古江は、20年、21年ともに日本ツアーで3勝を挙げると、22年から米ツアーに参戦。7月に開催された「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」をトータル21アンダーという大会新記録で初優勝。また同年、ホステス大会となる「富士通レディース」で日本ツアー通算8勝目を挙げる活躍を見せた。
 
今年は米ツアー23試合に参戦。そのうち7試合でトップ10に入り、予選落ちはわずかに2回と言う安定した成績を残した。今季のポイントランキングは日本勢最上位の10位、賞金ランキングは13位だった。また日本ツアーには6試合に参戦し3試合でトップ10に入っている。

古江は、11月に開催された日本ツアーの最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を4位タイでフィニッシュして、今季の日程をすべて終えた。来年1月には米ツアーの開幕戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に出場する予定で、短い期間ではあるがシーズンオフは地元・兵庫県で調整するそうだ。
 
来季も安定した成績はもちろん、米ツアーで2勝目をあげる姿を期待するファンは多い。そして、来年は「パリ五輪」の開催も控えている。日本代表の座を争う有力な選手の1人として来季の活躍に注目だ。

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