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最終日の平均スコア1位の菅沼菜々 「感覚を変えずに動きをよくする」下半身強化トレーニングとは | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

バーベルを持ってスクワット 背筋を伸ばしてヒザが前に出ないように沈み込む(撮影:ALBA)

予選ラウンド2日間で、アンダーパーが3人だけという難しいセッティングとなった「日本女子オープン」。その3人のうちの1人、1アンダー・2位タイで決勝ラウンドに進出した菅沼菜々。ツアー未勝利ながら今季のメルセデス・ランキングでは10位につける。

ラウンド終盤も疲れない! 菅沼菜々のトレーニングを紹介【写真】

好調の要因の1つがオフに行った下半身トレーニングだ。ゴルフ雑誌ALBA853号では、菅沼とトレーナーを務める岸野裕太氏(きしの接骨院院長)に、その内容について取材している。

「オフはほぼ毎日トレーニングをしていて辛かったですが、今でも継続してトレーニングします。そのおかげで今季はショットのブレがものすごく減り、最終日の平均スコアも1位に上がりました。実際、最終日に強くなったといわれることもありますね」(菅沼)

ファイナルラウンドの平均ストロークは、今季3勝以上挙げている2位の西郷真央や3位の山下美夢有を抑えて69.2479で1位。4日間連続でゴルフをすることはないアマチュアでも、ラウンド終盤では疲れてショットが乱れることはよくある。どうやって疲れない体を手に入れたのか、気になるところだ。

「昨年、菅沼プロの試合中のスイングを見たとき、股関節や足首の硬さが見てとれました。もっと可動域が広がればショットが安定すると思い、オフには下半身を重点的に使うメニューを考えました」と岸野トレーナー。続けて、「今まで動かなかった体の部位を、可動域を広げて使える状態にすると、感覚を変えずにスイングの動きが良くなります。アマチュアの方にもぜひ試してほしいですね」と話す。

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