クリーブランド『RTX FULL-FACE2』、2024年1月20日デビュー

来年1月20日発売の、クリーブランド『 RTX FULL-FACE 2』ウェッジ

ダンロップからクリーブランドの新作ウェッジ発売の連絡が届いた。
 
「フェース全面に施したグルーブにより、打点を外しやすいライでも、高いスピン性能を発揮する『クリーブランド RTX FULL-FACE 2』ウェッジを2024年1月20日から販売します。メーカー希望小売価格はダイナミックゴールドスチールシャフト装着モデルが税込23,100円、N.S.PRO 950GH neoスチールシャフト装着モデルが24,200円です」(同社広報)

トウ側までスコアラインのびっしり入ったフル溝ウェッジは、キャロウェイやテーラーメイドなど各社がラインナップを持っている。今回のクリーブランドは「フェーストウを高くすることで、フェースを開いた時に操作性の高いアプローチを安定して生み出せる設計」とのことで、『RTX6 ZIPCORE』比較でもかなりトウのフェース面積が広がっている。
 
トウが広がっているだけでなく、「ZIPCORE」というネック内部のセラミックピンで余計な重量を除くことで上下慣性モーメントも13%拡大している。また、スコアラインが横に長いだけでなく、その本数も多い。『RTX6 ZIPCORE』比較で、50-52°では1本多い20本、54-60°では2本多い21本の深くて狭い溝で、特にラフやウェット時などの悪条件でスピン性能を引き上げたとか。
 
ロフト展開は、50-52-54-56-58-60-64°の7種類。ソールバリエーションは限られ、58~64°は技の使えるC-SOLEだが、それ以外のロフトはS-SOLE。ただし、同じS-SOLEでも、54と56°はバンカーやラフからフェースを開きやすいようグラインドされている。

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