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バーディ合戦の展開も「向こうならまだ足りない」 小平智が想定する“米国式” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩田寛 -8 2 石坂友宏 -7 3 池田勇太 -6 4 小田孔明 -5 小平智 -5 H・W・リュー -5 大槻智春 -5 C・キム -5 亀代順哉 -5 大岩龍一 -5 順位の続きを見る

「まだ足りない…」 小平智の瞳に映るのは、米ツアーの高みだ

「まだ足りない…」 小平智の瞳に映るのは、米ツアーの高みだ(撮影:佐々木啓)

<日本オープン 2日目◇15日◇琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース(滋賀県)◇6986ヤード・パー71>

試合中、想定スコアの計算式は、他の選手とちょっと違う。“海外だったら、いくつだろう”。米国から一時国内ツアーに参戦している小平智は、「66」をマークしても少し不満気だった。

小平智のクラブセッティングを接写!【写真】

“らしくない”伸ばし合いの展開になっている今年の「日本オープン」。想定よりも短く仕上がったラフと、朝露でウェットな状態のグリーンで予選2日間はバーディ合戦が続いている。JGAの山中博史専務理事は、「優勝スコアにはそこまでこだわっていない」と語る。「ピンポジションをすごくシビアなところに切るか、フェアウェイを極端に狭くすることもできるが、そうではなくて、良いショットを生かせるセッティングにしている」。上位に並ぶのもツアー屈指のショットメーカーたち。

小平も首位と1打差のトータル10アンダー・3位タイにつけたが、はじき出した目標スコアにはまだ足りない。「海外だと、たぶんこのスコアを出しても20位くらい。米国なら2日間で16、17アンダーは出ていると思う。来週のZOZO(チャンピオンシップ)も見据えると、もうちょっと足らないのかなと思う」。年明けから再び米ツアーで上を目指すことを考えると、この位置ではまだ喜べない。

「モチベーションを落としたくない。(米国に戻るまでは)日本で出ることを選んだので、できるだけ上位に行って優勝争いをして、ファンの人たちにいいところを見せたいなと思っています」。どこで戦っていても、先に見えるのはいつだって米国の景色だ。(文・谷口愛純)

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