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「ライダーカップ」で大活躍した欧州期待の若手・アベルグ 早速今週の米ツアーに出場!

ライダーカップで活躍したアベルグが今週の米ツアーに出場する(撮影:GettyImages)

<サンダーソンファームズ選手権 事前情報◇4日◇ザ・カントリークラブ・オブ・ジャクソン(ミシシッピ州)◇7461ヤード・パー72>

レギュラーシーズンでフェデックスカップランキング51位以降だった選手が、来季の出場資格をかけて戦う「フェデックスカップ・フォール」の2戦目、「サンダーソンファームズ選手権」が現地時間5日から開幕する。

出場選手の中で、注目を浴びているのは、23歳のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)。2022年にアマチュア世界ランキングで1位に立ったアベルグは、同ランク1位のまま、今年6月にプロ転向。先月、スイスで行われた「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」でDPワールド(欧州)ツアー初優勝を果たし、先週行われた欧州選抜と米国選抜の対抗戦「ライダーカップ」のメンバーにも選ばれ、大舞台を経験した。

そのライダーカップでは、昨シーズンの米ツアー年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)とコンビを組みフォアサムで2勝。特に2日目のブルックス・ケプカ&スコッティ・シェフラー(ともに米国)戦では9&7と圧勝し、欧州チームの勝利に大きく貢献した。アベルグは「参加できて本当に良かった。 ライダーカップに出場することは、子供の頃からの夢だった。祝勝会をやった日曜日の夜は、本当に楽しかった」と振り返った。

そして、米ツアーには8月の「ウィンダム選手権」以来の出場となるアベルグは、ユニバーシアードランキング1位(大学ランク)の資格で、来季のシードを獲得している。しかし、現在のフェデックスカップランキングは136位で「フェデックスカップ・フォール」終了時点で、トップ125位以内に入れば、旗艦大会「プレーヤーズ選手権」の出場権を獲得。 60位から51位以内(50位以内は確定していて変動しない)に入れば、出場資格が絞られる格上げ大会「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」と「ジェネシス招待」への出場枠を獲得することができる。

「格上げ大会などへの出場権獲得がフェデックスカップ・フォールに出場する理由だ。私にはまだしなければならないことがたくさんある」と話したアベルグ。ライダーカップで経験した一生の思い出を胸に、米ツアーで新たな挑戦が始まる。

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