日韓亜共催大会 中島啓太は好調キープでバーディ合戦に臨む 

好調を維持して韓国に乗り込んだ中島啓太(撮影:鈴木健夫)

<Shinhan Donghae Open 事前情報◇6日◇クラブ72CC オーシャンC(韓国)◇7175ヤード・パー72>

日本、韓国、アジアの3ツアー共催として2019年に誕生した「Shinhan Donghae Open」が、7日(木)から4日間の日程で韓国のクラブ72CC オーシャンCで開催。日本勢は31人が出場するが、注目選手のひとり、中島啓太に話を聞いた。

現在、日本ツアーで賞金ランキング2位につけるなど、好調をキープしている中島だが、初韓国の印象を聞かれ「記者会見の時に市内の方に行ったのですが、日本みたいです。奇麗でした。日本と変わらないくらい暑いです」と、いつもと変わらぬ状態で試合に臨めることを明かす。

ショット、パットの調子についても「ショットも悪くないですし、パターも先週から新しいものに変えて、そんなに悪くないです」と、先週の「フジサンケイクラシック」から投入した“ツノ”が生えた小ぶりヘッドのニューパターTP RESERVE M21』がフィーリングにマッチしている。事実、それまで好調を保っていたパッティングに陰りがみえた2週前の「Sansan KBCオーガスタ」では、「(パターが)本当にダメだったので、もうイチからやり直す感じ」だったというほどの不調に見舞われたが、そこから新パターに変更して一気に復調してみせた。

開催コースの印象について「フェアウェイもグリーンも広くて柔らかいので、伸ばし合いになることは間違いない。無駄なボギーだけは打たないように。まずは予選カットを意識したいです。ラフもないような感じですし、グリーンも止まってくれるので、グリーン上でしっかり勝負できるようにパーオンを意識してやりたいです」とバーディ合戦を予想した。

中島の初日は、KBCオーガスタで7年ぶり2勝目を飾ったソン・ヨンハン(韓国)、元韓国ナショナルチームで08年に「日本アマ」を制しているキム・ビオ(韓国)とプレーをスタート。6月に開催された日韓共催の「ハナ銀行インビテーショナル」では、ヤン・ジホ(韓国)に1打差で惜敗しているだけに、中島にとってはリベンジの大会となる。

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