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2回目のメジャー制覇に挑む藤田さいき そのモチベーションを高めるのは交友関係の幅広さ

蛭田みな美の初優勝を涙で祝福する藤田さいき(撮影:上山敬太)

藤田さいきが自身のインスタグラムを更新。今週開催されるメジャー大会「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」の練習ラウンドをした様子を写真とともに公開した。

「今週はメジャートーナメントです 今日はこのメンバーで練習ラウンドに行ってきました」と記した藤田は、「大先輩の原田香里さんをはじめ、ララさん(穴井詩)とヒルタミ(蛭田みな美)と」と、4人で並んだ写真を投稿。

メジャー大会が開催されるのは長崎県の大村湾に突き出した半島にあるパサージュ琴海アイランドゴルフクラブ。写真で4人が並ぶのは、日本でも数少ないとされている海越えのショートホールのティイングエリアだ。

続く写真では、ティイングエリアから見た海に浮かぶグリーンの全貌を見ることができる。10メートルの打ち下ろしで海風の読みが難敵となる名物ホールだ。

「いつ来ても本当に素晴らしい景観です 海風とグリーンの攻略が難しいコースですが、初日から全開で頑張ります」と、藤田も美しい景色を絶賛すると同時に、そこに隠された難しさを実感しつつも、難コースの攻略に意欲を燃やしていた。

「4枚目は前夜祭後にエリカちゃん(菊地絵理香)と晩御飯 とろろと牛タン美味しかった〜」と、フォーマルな装いながらリラックスした雰囲気の写真も。

これらの写真から伝わってくるのは、藤田の交友関係の広さだ。日本女子プロゴルフ協会の副会長も務めた大ベテランの原田、今シーズンに念願の初優勝を飾った若手の蛭田、そして同世代では今シーズン2勝を挙げている飛ばし屋・穴井と、菊地。幅広い人たちと気さくに付き合う中から受けた大きな刺激や必要な情報によって自らのモチベーションを高め、トーナメントに挑み続けているのだろう。

藤田は、この「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」を2010年に制している。翌11年にもツアーで1勝をあげたが、その後は勝利から遠ざかり、22年の「大王製紙エリエールレディス」で実に11年ぶりの復活優勝を遂げた。今シーズンもトップ10入りを2回果たすなど上位で安定しており、メジャー大会2回目の制覇も視野に入っているはずだ。

この投稿には、「頑張ってください!」「応援しています」との声援が相次いだ。そして「久しぶりのメジャー優勝、期待しています」との声は、ファン全員の一致した気持ちに違いない。

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