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副流煙のないたばこ「ウィズ2」が、ゴルファーに新たな共存をもたらすかもしれない

メリット1      すぐ吸えて、すぐやめられるから後ろの組が気にならない

 
ラウンド中、ゴルファーの頭の中は考えることでいっぱいだ。例えば、さあこれから次のティショットという場面。
 
「えーっと360ヤードミドルの左ドッグでフェアウェイバンカーは越えるから大丈夫だけど右OB浅いからスライス注意と。うわティグラウンドめっちゃ前下がりじゃんどこか平らなところないかな風は右からのアゲインストかそういえば今日ドライバースライスの日だったわティアップ少し高くするかボールは右めに置いてちょっとクローズドスタンスにしてグリップも少しフック強めにして……」
 
この上ライターのガスが切れただの、吸い殻を捨てる場所が無いだのと面倒が増えてしまったのでは、せっかくのゴルフが台無しになりかねない。そこでおすすめなのが、JTから発売されるインフューズドたばこ用デバイス「ウィズ2」だ。
 
インヒューズドたばこ」は加熱式たばこの一種で、リキッド(液体)を加熱することで発生させたベイパー(蒸気)をたばこ顆粒の入ったカプセルに通過させ、味・香りを抽出したたばこベイパーを愉しむ商品だ(アイコスやプルームエックスはたばこ葉のスティックを直接加熱)。吸った瞬間にベイパーが発生するので、加熱時間を待つ必要がない。

しかもベイパーが発生するのは吸った瞬間だけなので、紙巻きたばこや高温加熱式たばこのように1本ごとに吸い替える必要もない。吸いたい時に吸いたいだけ吸って、自分の打順になったらポケットに収納。打ち終わってセカンドに向かう途中のカートで続けて一服、なんてことが可能なのだ。これなら後ろの組を気にしながらあわてて吸う羽目にもならないし、吸い殻の始末に気を使う手間を大幅に減らしてくれる。
 
ちなみに「ウィズ2」はベイパーのもととなるリキッドとたばこカプセルをセットで使用する。リキッドが1本、たばこカプセルは5個が入ったパッケージが580円だ。充電済みのウィズ2本体にリキッドとお好みのカプセルをセットしたら、後はそのまま持ち出すだけ。1セットで約250回吸えるので、よほどしつこく吸うのでなければ余裕で1ラウンドもってくれる。

メリット2 ゴルファーにうれしいコンパクトサイズ、しかもパワフル

前モデルの「プルーム・テック・プラス・ウィズ」もそうだったが、とにかくこのデバイス、小さい。幅は約42mmで、これはゴルフボール(42.67mm以上)とほぼ同じで、高さは約74mm、奥行きは約19mmとなっている。ボックスタイプの紙巻きたばこをゴルフパンツのポケットに入れ、そのかさばり具合に閉口した経験がある人でも、このサイズなら気にならないはずだ。重さはこちらもゴルフボール(45.93g以下)とほぼ同じの48gだった(リキッド・カートリッジ・マウスピース装着時)。

さらに、ウィズ2で初めて搭載された「デュアルモード」が秀逸。デバイス上部のボタンを2秒ほど長押しするとHIGH と NORMAL の2つのモードを切り替えられ、ハイモードはノーマルの1.3倍のたばこベイパーを味わえる。ベイパーを収束させる効果があるマウスピースを装着して試してみるとその差は明白で、ガツンとキックのあるたばこの味わいを愉しめた。30%アップといえば、飛距離230~240ヤードほどのアマチュアゴルファーがPGAツアー選手ばりの300ヤードヒッターになるほどであると考えれば、大きな違いが感じられるのも当然か。

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