500ユーロ金貨は1枚418万円! パリ五輪公式記念コインが登場

セーヌ川とエッフェル塔、フリージュが描かれた記念コイン

15日、泰星コイン株式会社は「オリンピック・パラリンピック競技大会パリ2024」の公式記念コインの第2次予約販売を全国の主要金融機関で開始した。

パリ五輪記念コインを鋳造しているのは、世界最古の歴史を持ち、高い芸術性を誇るフランス国立造幣局。本大会の競技会場にもなっている世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」や、世界最大級の美術館「ルーヴル美術館」といった歴史的シンボルをモチーフにした金貨シリーズに加え、「ゴルフ」、「体操」、今大会で初採用されるダンスバトル「ブレイキン」を躍動的に表現した銀貨シリーズの9種類7商品をラインナップしている。
 
五輪記念コインとあって販売価格もすごい。ゴルフボールの直径よりも大きい5オンスサイズ(約155g・直径50mm)の500ユーロ金貨は税込みで418万円。世界での発行限度数99枚と希少性は高い。表面には公式マスコットの『フリージュ』がデザインされ、裏面はどのコインも共通で、五輪史上初めてとなる競技場外での開会式場となる「セーヌ川」を陸上競技のトラックに見たて、そのそばには「エッフェル塔」が描かれている。ちなみに500ユーロは日本円で約8万円だ。
 
そのほか、200ユーロ金貨は「ヴェルサイユ宮殿」、50ユーロ金貨は「ルーヴル美術館」、「アンヴァリッド」となっている。
 
また、10ユーロ銀貨の表面は公式マスコットの「フリージュ」、「ゴルフ」、「体操」、「ブレイキン」の4種類。そもそもゴルフ競技は124年前、1900年のパリ五輪で初めて採用され、1904年を最後に五輪競技から除外。2016年のリオ五輪から復帰した。ゴルフ版のコインの中央にはダウンスイングからフォローまでの6段階の手元の軌道と、ドライバーでフィニッシュした選手が描かれている。銀貨については4種類セットで販売。それぞれの価格は以下の通り。
 
■500ユーロ金貨「フリージュ」 418万円(限定50枚)
■200ユーロ金貨「ヴェルサイユ宮殿」 82万5000円(限定350枚)
■50ユーロ金貨「フリージュ」 23万1000円(限定200枚)
■50ユーロ金貨「ルーヴル美術館」 23万1000円(限定200枚)
■50ユーロ金貨「アンヴァリッド」 23万1000円(限定200枚)
■50ユーロ金貨3種セット 69万3000円(限定300セット)
■10ユーロ銀貨4種セット 7万4800円(限定800セット)
 
予約販売期間は1月15日(月)~2月2日(金)で、販売窓口は全国の主要金融機関。本記念コインは限定販売のため、期間内でも販売限定数に達した時点で販売終了となる。

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