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ガルシア、ウェストウッド、ポールターが欧州ツアーから正式に脱退 ライダーカップ出場権放棄

セルヒオ・ガルシアが欧州ツアーメンバー資格を返上(撮影:GettyImages)

DPワールド(欧州)ツアーは現地時間3日、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、リー・ウェストウッド、イアン・ポールター、リチャード・ブランド(いずれもイングランド)からツアーメンバー退会の申し出を受けたと発表した。

4人は昨年6月にスタートした「LIVゴルフ」に参戦。欧州ツアーにも出場してきたが、競合ツアーであるLIVへの出場を優先したことによる規定違反で3試合の出場停止制裁金を課せられており、LIV勢はこれに不服を申し立てていた。

欧州ツアー側はこの措置に正当性を主張していたが、先月には英国のスポーツ紛争にかかわる解決機関がツアー側の主張に賛同。4選手は今後ツアーメンバーとしての資格がなくなることにつながった。

欧州ツアーは今回の件について「まずこれまでの4人のツアーへの貢献に感謝したい。特にセルヒオ、イアン、リーはライダーカップの成功に多大なる力を注いでくれた」と4人のこれまでの功績に謝意を示した。

一方で、「ツアーの規定に違反したこと、そして今回の退会は彼ら自身が決めたことによる結果」とツアー側。「ツアーはメンバー規定を管理する責任がある」と、今回の脱退は致し方ないという見解も発表した。

欧州対米国の「ライダーカップ」の欧州チームに入るためには、欧州ツアーのメンバーでいることが条件。今回の脱退によりこの4人は、今後同大会に出場することは叶わなくなった。

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