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“ミッツポリス”のシニアツアー 日本プロゴルフシニア選手権大会は無観客で開催か(No.156617) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(撮影:GettyImages)

7日、都内で日本プロゴルフ協会の定例記者会見が行われ、10月8日開幕の「日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」は無観客試合で行うことになりそうだと、倉本昌弘会長から発表された。

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日本シニアツアーといえば、7月の「ISPS HANDA コロナに喝!! シニアトーナメント」で開幕し、8月の「プロゴルファー誕生100周年記念 ISPS HANDA コロナに喝! シニアトーナメント」、「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」と3試合で観客の人数を絞って開催してきた。なぜここに来て無観客という方向になったのか。

倉本会長は「何までやっても感染対策は万全ではないということを我々はわかっている」としつつ、「当然ギャラリーを入れないほうが安全に決まっている。でも、何度も言うように我々はプロである以上、ギャラリーから見られて、ギャラリーの前でプレーして初めて良いプレーができると思うので、限定的であれプロだからギャラリー入れていきたい」と、3試合と同じようにギャラリーを入れる方向で動いてきた。

しかし、特別協賛の住友商事や会場となる茨城県のサミットゴルフクラブとの協議していく中で「近くに駐車場を確保できないため、バスを15分以上走らせなきゃいけない状況があって、濃厚接触者の認定(2メートル以内の接触から1メートル以内かつ15分以上の接触)にあたるので、バスを運行できないということで断念した」と苦渋の決断を下した。

ただ、観客に傘を配ってソーシャルディスタンスを保ったり、小池百合子東京都知事のお面を付けた“ミッツポリス”による3密を防ぐ感染対策については、効果があったと強調する。「マルハンでは2日間で3807名のギャラリーが集まりました。1日で最少2000名までなら、知恵を絞れば何とかなるというところまで見えてきた。これ以上の人数が集まると大変。シニアができたからJGTOやLPGAができるかというとそうではない」と万全の感染対策を取った上での観客を入れてのトーナメントに一定の手応えを感じている。

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