「平均ストロークを60台に」　“最年少女王”山下美夢有にかかる大記録 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

記録ラッシュへ 新女王・山下美夢有が最終戦に挑む（撮影：佐々木啓）

＜JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇23日◇宮崎カントリークラブ（宮崎県）◇6487ヤード・パー72＞

2週間前の国内女子ツアー「伊藤園レディス」で今季4勝目を飾り、史上最年少となる21歳103日での年間女王（メルセデス・ランキング1位）に輝いた山下美夢有。シーズン最終戦で、今度は史上2人目となる“大記録”を目標に掲げた。

2ショット写真に納まる渋野日向子と原英莉花【写真】

「平均ストロークを60台に持っていきたい」

前戦を終えて、山下の今季平均ストロークは『70.0376』でツアー全体1位。計算上では、4日間を終えて『トータル12アンダー以上』をマークしていれば、2019年に『69.9399』を叩き出した申ジエ（韓国）以来、史上2人目となる60台達成となる。

20-21年シーズンは統合されたため条件はやや異なるが、昨年大会ではシーズン9勝を挙げていた稲見萌寧がその記録に挑戦。しかし『70.0514』で惜しくも逃している。それほど難しい記録なのだ。だが、今大会のコースセッティングを担当した中野晶氏によれば「目標優勝スコアは10アンダー」。安定した成績とともに爆発力も兼ね備える山下だけに、記録達成も現実となるかもしれない。