[2023年最新]レクタタープのおすすめ18選!選び方やアレンジ方法も紹介

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レクタタープとは?

出典:楽天

「レクタタープ」とは長方形のタープのこと。設営しやすくオーソドックスなタイプのタープなので、キャンプ場やバーベキュー場で見かけることも多いかもしれません。

「スクエアタープ」と呼ばれることもありますが、厳密には同じ四角形のタープの中でもスクエアタープは正方形のタープのこと。この記事ではレクタタープに加え、スクエアタープについても紹介します。

レクタタープの特徴

レクタタープはポールの本数や高さを調節して好みの張り方にアレンジできるのが最大の特徴。また、他の形のタープに比べて有効面積が広く、大きな影を作りやすいのがポイントです。長方形なので畳み方も簡単、収納方法もシンプルです。

一方、間口が大きいぶん風の侵入が多いという弱点も。横風や横殴りの雨などには弱く、寒い時期には風を防げるアレンジで対策するのがおすすめです。

ヘキサタープとの違い

ここからはレクタタープと比較されることが多いヘキサタープについても解説します。

ヘキサタープとは六角形のタープのことで、曲線的でスタイリッシュなシルエットが人気。一般的な立て方をすればヘキサタープの方が風に強いのもポイントです。ただし、レクタタープでも張り方のアレンジ次第で曲線的なシルエットで張ることも可能です。

レクタタープ:有効人数が広いのでファミリーやグループなど大人数で使うのにおすすめ
ヘキサタープ:風に強く、曲線状のシルエットが好みの人におすすめ

また、雨風が気になる場合は開閉可能なドア付きのスクリーンタープやシェルター、ツールームテントなどもおすすめです。

おすすめのヘキサタープを紹介!張り方・アレンジ方法も詳しく解説


レクタタープの選び方

レクタタープを選ぶ際はどのようなことに気をつければよいでしょうか。チェックすべきポイントを解説します。

使用人数に合わせてサイズを選ぶ

出典:Amazon

レクタタープは実際に使う人数よりも少し多めの人数に対応できる大きさを選ぶのがおすすめ。使用人数の表記がない場合には長辺の長さを目安に判断してみてください。

長辺
1〜2人 300cm程度
3〜4人 400cm程度
5〜6人 450cm程度
7人〜 500cm程度

ただし、あまりに大きいタープだと区画のサイズによっては設営しきれない可能性があります。キャンプスタイルやおもな行き先によってサイズを選ぶようにしましょう。

生地の素材で重さが変わる

【ポリエステル】・・・軽い
テントやタープの生地として主流の素材といえばポリエステル。丈夫で速乾性に優れているのが特徴で、扱いやすいためこれからキャンプを始めたい人にもおすすめです。

【ナイロン】・・・非常に軽い
ポリエステルと同様の化学繊維であるナイロンは軽量で携行性が高いため、徒歩移動など軽量化を図りたい人にぴったりの素材です。

【コットン】・・・重い
コットン素材は火に強く、タープの近くで焚き火をすることが可能なモデルもあります。遮光性が高く通気性もよいのも特徴で、結露しにくいというメリットも。

一方で重たいというデメリットもあり、水に濡れるとさらに重くなる上きちんと乾燥しなければカビが生えてしまいます。タープを干す場所など、メンテナンスができる環境が必要なので注意しましょう。

【TC素材】・・・やや重い
また、ポリエステルとコットンの混紡素材である「TC素材」はコットンの風合いや丈夫さと、ポリエステルの扱いやすさや手頃さのいいとこどり。オールシーズン使いやすい素材です。

耐水圧は1500mmを目安に選ぶ

耐水圧は、500mmで小雨、1,000mmで普通の雨、3,000mmあればある程度大雨でも耐えられるとされています。しかし一概に「耐水圧が高ければ高いほどいい」というわけではないので注意。

耐水圧の数値が高いほど防水性は高くなるものの、通気性が悪くなり結露しやすくなります。また数値が高いほど重さも増し、価格が高くなる傾向も。

「そもそも大雨の日にはキャンプに行かない」という場合には急な雨に耐えられる1,500mm程度の対水圧があればじゅうぶん。自分のスタイルに合わせてバランスよく選びましょう。

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日差しの強い季節なら遮光性の高いものを選ぶ

日よけとしてタープを使用する場合は、生地が厚く濃い色のタープの方が遮光性が高くなります。また、タープによっては遮光性を高める加工やUVカット加工がされている場合もあるため、熱中症や日焼けが気になる場合はこういった特徴にも注目して選びましょう。

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持ち運びを優先するあまり軽量すぎるものを選ばない

サイズが大きいものも多く、付属ポールの本数が多いレクタタープは、収納サイズが大きく重くなりがち。しかし実は収納性や携行性を気にして軽さを重視しすぎることはおすすめできません。

タープがあまり軽すぎると雨風でダメージを受けやすく危険な場合があります。タープを選ぶとき、まずは設営時の人数やタープのサイズを重視して選ぶようにし、「軽さ」という視点だけで選ばないようにしましょう。

ポールやペグが付属しているかチェック

販売されているタープによっては、ポールやペグがセットで付いているものもの、別途ポールやペグは用意が必要なものがあります。ポール、ペグ、ロープは必ず必要なので、セットになっていなければ購入が必要です。

また、付属のペグは強度に欠ける場合もあり、ペグが折れたり曲がったりすることもしばしば。鋳鉄製やステンレス製など、頑丈なペグを別途買い足しておくと安心です。


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