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藤田さいきが11年ぶりVに号泣 夫の話には声詰まらせ「結婚してダメになったと言われ…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 藤田さいき -21 2 鈴木愛 -20 3 菊地絵理香 -15 4 上田桃子 -13 野澤真央 -13 岩井明愛 -13 リ・ハナ -13 8 勝みなみ -12 9 川岸史果 -10 大出瑞月 -10 順位の続きを見る

11年にわたる二人三脚…優勝カップを掲げる藤田さいきと夫・和晃さん

11年にわたる二人三脚…優勝カップを掲げる藤田さいきと夫・和晃さん(撮影:鈴木祥)

大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

6月の「宮里藍 サントリーレディス」でパットを外して18番グリーンで尻もちをついてから5か月。今度はその場から起き上がることができなくなった。だが、唯一違うことがある。今度は歓喜なのだ。藤田さいきはトータル21アンダーまで伸ばして、2011年の「富士通レディース」以来11年35日ぶりとなる美酒に酔った。

ウィニングパットを決めてうずくまる【写真】

3日目を終えて1打差の2位につけたが、首位を走るは名手・鈴木愛。前日の和気あいあいとした雰囲気が嘘のように、勝負師二人の戦いは張り詰めた緊張感の中での優勝争いとなった。そんななか、藤田は5番で最初のバーディ。さらに9番パー5では2打目をオーバーさせるほどのアグレッシブさで2つ目のバーディを奪って1打差のまま折り返す。

すると、折り返しての11番パー5で鈴木がまさかのボギー。首位で並ぶと13番でバーディを奪って頭一つ抜け出した。15番のチップインバーディで追いつかれたが、すぐさま3メートルを入れ返して並ばせず。

さらに16番ではパーパットを4メートル残したが、「これが入れば流れはいいだろうなと思った」とナイスセーブ。バーディが欲しい17番パー5では互いに奪えず首位のまま最終ホールへ。そして18番では1.2メートルで「どちらに切れるかわからない」という最後の試練が待っていたが、しっかりと沈めると、そのままうずくまった。

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