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最後に抜いた伝家の宝刀も実らず 石川遼は池ポチャ3回で敗戦も「楽しみの方が多い」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 片岡尚之 -15 2 宮本勝昌 -14 植竹勇太 -14 時松隆光 -14 T・ペク -14 杉本エリック -14 7 大岩龍一 -13 石川遼 -13 清水大成 -13 金谷拓実 -13 順位の続きを見る

18番ではドライバーを選択するも… 無念の池ポチャでV逸

18番ではドライバーを選択するも… 無念の池ポチャでV逸(撮影:米山聡明)

ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日◇9日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

コースの狭さから3番ウッドを多用してきた石川遼が、最後に伝家の宝刀を抜いた。首位で並んで迎えた最終18番、ピンはグリーン右奥で風はアゲインスト。ここで「3番ウッドで力むよりも」と今大会初めてパー4でドライバーを手に。勝負をかけた一打は無情にも左の池へ。このホールをダブルボギーとし、2019年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」以来約1年5カ月ぶりとなる優勝を逃した。

ムキムキになった遼のドライバースイング【連続写真】

この日、池に入れたのは18番のティショットで3回目だった。「今週はジャッジのミスが多かった。ギリギリを攻めるか引くかが裏目にでてばかりで、何度も心が折れかけた」。2つのバーディを奪って迎えた前半5番では、ティショットをフェアウェイセンターに置くも、「薄く当たった」とウェッジショットがグリーン手前の池へ。

イーグルを奪うなどカムバックして首位に立った16番でも、「ラフで沈んでいて飛ばないと思ったら、思ったよりも飛んでしまった」と3打目をグリーン奥の池へ。「最悪フロントエッジに置いてパーパットを打つ選択肢でよかった」。痛恨のボギーで勝利を逃す要因の一つとなった。

そういったマネジメント面での悔しさが口をつくが、今取り組んでいるスイング改造に関しては収穫も大きい。今年の優勝争いはこれが初めてだったが、「ああだこうだと考えすぎずにできた。それなりのプレッシャーがあるなかで、いいスイングができていたと思う」と感触は良い。

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