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新米パパ・勝俣陵がツアー記録タイの“1R3イーグル”奪取!「気持ちはプラスに」

新米パパの勝俣陵が18ホールで3イーグルを奪う(写真はACNチャンピオンシップ)(撮影:佐々木啓)

<マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇2日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>

10月13日に第一子が誕生し、新米パパとなった勝俣陵が3イーグル・3バーディ・2ボギーの「65」で回り、7アンダー・3位タイと上位発進を決めた。18ホールで3イーグルは、詳細なデータが残る1985年以降、ツアー記録タイとなる。

勝俣のインスタグラムには、生まれたばかりの我が子が小さな手で、父の人差し指を握っている写真が投稿されている。生まれたのは「日本オープン」の開催週で、勝俣には出場権がなかったため、出産に立ち会うことができた。「女の子です。感動しました。奥さんに感謝しています」と喜びを表した。

父親になったことで気持ちの変化はないのかと聞かれた勝俣は「子どもが産まれたから頑張ろうというのはなくて、常に目指しているのは優勝です。そこの気持ちは産まれたから変わったというのはないですね。気持ちはプラスになっているとは思います」と話す。

マインドが高い状態で臨んだ4週ぶりの国内ツアーの初日に、勝俣は3つのイーグルを奪取。これは、昨年の「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」の初日に大槻智春が記録して以来、史上8人目の快挙となった。「プライベートでも2イーグルはなかったので、2つ目を獲ったとき、キャディに初めてなんですって話をしていて。まさか最後にイーグルを獲れるとは」と、最終18番パー5で3つ目のイーグルを奪い、自己ベストも一気に更新した。

あすからの目標スコアについては、「例年の優勝は16、17、18とかなので。1日4アンダー、5アンダーを目標に考えています」。来季のシード権をほぼ確定させ、次なる目標として、今年活躍した選手しか出られない最終戦の「JTカップ出場」を掲げる。そんな勝俣にとって、今大会を含めた残り4試合はとても重要。ツアー初優勝、そして最終戦出場に向けて、新米パパは走り続ける。

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