古江彩佳は予選落ちに涙「グリーンに対応できなかった」

古江彩佳は悔しいノーバーディ。屈辱の予選落ちを喫した。(撮影:ALBA)

<DIOインプラントLAオープン 2日目◇31日◇パロス・ベルデスGC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

日本ツアーを含めて3戦連続トップ3入りで今大会に乗り込んだ古江彩佳が、苦しいゴルフに終始した。4つのボギーを喫してバーディはなし。トータル5オーバーは102位タイで予選通過はならなかった。

出だしの10番をボギーとすると、12番、14番でもスコアを落とす。そこからはパーで耐え続けたが、最終9番ではグリーン手前のバンカーから1メートルにつけたものの、決めきれずにボギー。苦しい18ホールを過ごした。

終了後に応じた取材では「そうですね…。グリーンに対応できなかった。ちょっと悔しいかなと思います」と涙。この日はフェアウェイを14ホール中12ホールヒットしたが、パーオンは18ホール中12ホールで、パッティングは34パット。ポアナ芝が伸びてきた午後組というのも相まって、それを攻略することができなかった。

予選落ちは昨年8月の海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)以来、日米を合わせれば19試合ぶりのこと。1週間のオープンウィークを挟み、次戦はハワイ開催の「ロッテ選手権」、その翌週には今季メジャー初戦「シェブロン選手権」が控えている。「しっかり切り替えて、これがいい休みになったと思って。オフを楽しんで、またハワイに向けて頑張りたいと思います」。涙ながらに次戦を見据えた。(文・笠井あかり)

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