マキロイの代わりはスピース! 選手理事会のタイガーらが選出

15日にPGAツアー選手理事会を辞任したローリー・マキロイ(北アイルランド)に代わって、ジョーダン・スピース(米国)が選出されたとPGAツアーのジェイ・モナハン会長が発表した。

スピースの任期はマキロイが務める予定だった2024年末まで、選出は残り5名の理事であるタイガー・ウッズ、パトリック・キャントレー、チャーリー・ホフマン、ピーター・マルナッティ、ウエブ・シンプソン(すべて米国)による投票によるもの。

30歳のスピースはツアー通算13勝、メジャーはマスターズ(15年)、全米オープン(15年)、全英オープン(17年)の3勝。

「ジョーダンは選手アドバイザリー審議会に17〜18年の2年。18年はその会長も務め、19〜21年はプレーヤーディレクターにも就き、ツアー中枢の広域に渡る経験を持っている」とモナハン会長は選手らにメモを送った。

現在の選手アドバイザリー審議会の会長はアダム・スコット(オーストラリア)が務めているが、24年からはホフマンとなる。

PGAツアーはDPワールドツアーとともにサウジアラビアの政府系ファンド、PIFとの合同会社の設立に向けて交渉中が続けられている。(文・武川玲子=米国在住)

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