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2週連続Vへ好位置も「もう少し…」 原英莉花が『68』のラウンドで感じた“反省点”

いいラウンドにも反省はつきもの。原英莉花の場合は?(撮影:福田文平)

<スタンレーレディスホンダ 2日目◇7日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6590ヤード・パー72>

先週の「日本女子オープン」を制した原英莉花が、2日目に「68」と4つ伸ばして2週連続優勝に望みをつないだ。トータル7アンダー・8位タイは首位の森田遥、小祝さくらと4打差。“手土産2つ”を持って、米国に向かうことはできるか?

バーディを6つ記録した一日。好調をしっかりキープしているが、後悔もある。「もう1個獲りたかったですね」。そう振り返るのが、終盤の17番パー4だった。16番でこの日2つ目のボギーを叩いた直後に、3.5メートルのチャンスにつけることに成功。だが、スライスと読んだラインが「逆に切れちゃって」フックした。「難しかったんですけど、入れたかった」。差は1つでも縮めておいたほうがいい。

そしてもう1点。ウェッジショットを課題に挙げる。ティショットは、フェアウェイキープこそ8回だが、今週のコースはラフが大敵ということもなく、さらに前日に比べても内容は悪くないという。むしろ「今イチついてないな」と、ショートゲームで思うようにチャンスが作れなかったという気持ちが残った。「もう少しコントロールの効いたウェッジショットでチャンスにつけながら、いいバーディを重ねて終わりたい」。これが、そのまま明日の目標になる。

「行けると思ったら行きたいですし、自分のペースでプレーできたらいいなと思います」。もちろん見据えるのは、頂点だ。この試合を終えると、17日からの米国ツアー来季出場権をかけた予選会(Qスクール)のステージ2に出場するため、フロリダ州に渡る。2週続けて大きな成果を残し、最高の弾みにしたい。

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