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アワードで“4冠”達成の稲見萌寧 オフの願望は「数時間は遊びに行きたい(笑)」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

指で示した「4」が大活躍のあかし(写真・JGMA(代表撮影))

21日に都内ホテルで、2020-21年シーズンの国内女子ツアー優勝者、表彰者が集まる「JLPGAアワード」が行われた。今季9勝を挙げた稲見萌寧も、グレーのチェック柄ワンピースで出席。『賞金ランキング第1位』、『平均ストローク第1位』、『JLPGA輝き賞』、『特別賞』の“4冠”を達成した。

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統合シーズンになったため2年ぶり開催の式典で、主役になった。次々と贈られるトロフィーを手に笑顔もこぼれる。「2年前に新人賞で出させてもらって、今回が2度目。この式に出たい気持ちがあったので、それが叶ってよかった」と、華やかな雰囲気を楽しんだ。

「今まで経験したことないことができました」と本人も振り返る激動のシーズンが終わった。昨年10月の「スタンレーレディス」でツアー2勝目を挙げると、21年には8つも優勝を積み上げることに。さらに8月には「なかなかできる経験ではない。一生に一度の思い出」と語る東京五輪にも出場し、日本ゴルフ界に初のメダルとなる銀をもたらした。さらに古江彩佳らとの激しいレースを制し、賞金女王も戴冠。まさに“未経験”の毎日がめまぐるしく過ぎていった。

ようやくオフに入り、少し骨休めをするのかとも思ったが、“練習の虫”に変わりはなさそうだ。アワード後も当然のように、練習とトレーニングをすると言ってのける。「数時間は遊びに行きたい(笑)」ともおどけるが、この冬もゴルフ漬けの毎日を送りそう。

できすぎともいえるシーズンを終え、「今年よりも活躍することは本当に難しい」と、しっかりと兜の緒を締める。今見ている目標は「まず来年1勝挙げられるように」というもの。連続賞金女王への意欲を問われても、「まずは最初の優勝をすることに。それを達成して次の目標を決めていく」と話すにとどめる。再びこの華やかな舞台に帰ってくるため、ここから来季に向けた本格的な準備を進めていく。

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