岩井千怜　トーナメント会場から「DOLEのバナナみんな食べてね～」

岩井千怜は28日に開幕した「パナソニックオープンレディース」に参戦。その1番ホールと10番ホールのティイングエリアでDOLEのバナナが提供されていることを自身のインスタグラムで紹介した。

千怜は双子の姉・明愛と共に、2021年にDOLEのアンバサダーに就任。バナナの普及に協力をしてきただけに「会場にバナナが置いてあるのは嬉しいです」と、今回の提供を素直に喜ぶ。インスタグラムを見るファンにも「DOLEのバナナみんな食べてね～」と呼び掛けていた。

プロゴルファーにとってラウンド中に小腹がすいた時のエネルギー補給は欠かせない。そんな時の必需品となるのがバナナだ。バナナは消化が良く運動で失われるビタミンやミネラルを多く含み、さらに水分補給もできるということで、ゴルフに限らずアスリートの栄養補給には最適とされている。トーナメント会場でのバナナの提供は、プロにとってありがたいプレゼントに違いない。

岩井姉妹は02年7月生まれの20歳。21年6月のプロテストに2人揃って合格している。JLPGAステップ・アップ・ツアーでは21年に姉妹が2大会連続して初優勝を上げて大きな話題となった。レギュラーツアーでも千怜は22年に2試合連続優勝をはたし、明愛も前々週に開催された「KTT杯バンテリンレディスオープン」で優勝。レギュラーツアーでも姉妹揃っての優勝という快挙を達成した。

JLPGAで姉妹優勝をしたのは福嶋晃子・浩子、堀奈津佳・琴音に次ぐ3組目。双子で優勝をしたのは初めてだった。

千怜は前週も2位タイと健闘し、レギュラーツアーでも姉妹連続優勝まであと一歩だった。姉の優勝は千怜のハートに火をつけたのだろう。インスタグラムには動画も添えられている。その最後で「今週も頑張ります」と明るい笑顔で手を振っているが、試合に向けて確かな手ごたえをつかんでいるようだ。本大会でも姉妹揃っての活躍を期待したい。