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明日決定! PGA倉本昌弘会長の後任は田中泰二郎か吉村金八か | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

4期8年続いた倉本昌弘会長の満期退任に伴って、PGA会長選挙が3月10日に行われる(撮影:ALBA)

日本プロゴルフ協会(JPGA)の会長選が明日3月10日に行われる。4期8年続いた倉本昌弘会長の満期退任に伴うもので、吉村金八氏(69)と田中泰二郎氏(59)が立候補し、一騎打ちの様相を呈している。

倉本昌弘のドライバースイングもあります【連続写真】

吉村氏は結束の強い九州地区の会長を務め、倉本会長の解任動議の際には後継会長として周囲から推す声が強かった人物。それだけに吉村自身も「後釜として推されたときに腹をくくった。まず解任動議が出るような協会を正常な状態に戻すことが最優先」と語る。

さらに「日本プロゴルフ協会はプロフェッショナルの集団。それを自覚して、まずはゴルフ業界に精通した立派な社会人、プロフェッショナルを作っていくことが大事。公益事業も大事なんですが、先輩方が作ってきたものを大事にしないと」と続け、人材育成が基本路線と強調した。

そのうえで「自分は調整型。いろんな人に話を聞くつもりです。一般理事が19名、外部理事を含めて30名弱いる。あくまでみんなで考えて、もんで、決めて実行に移す。新しいことに入るのは反対じゃない。でも会員のつらいところ、きついところを感じながらしていかないと、じり貧になる。問題をみんなに問うて、進めていく」と“会員ファースト”の方針を熱く語った。

ただ、気になるのは吉村氏が69歳と高齢であること。協会には70歳を超えて理事には立候補できないという規定があり、長くても1期で任期満了を迎えてしまう。そのため「ワンポイントリリーフのような短期政権では組織の立て直しは難しい」という厳しい見方もある。

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