【日本代表】初招集・安井嶺芽が感じた課題「戦術に頭が追いついていない」

日本代表は9月26日、高円宮記念JFA夢フィールドで国内合宿2日目のトレーニングを行った。

初日と同様に2部制の練習が組まれたこの日は、10時15分から午前練習をスタート。ワンタッチでのフィニッシュ練習を行なった後、ハーフコートで2組に分かれ、それぞれセットプレーと4人1組での連係プレーの強化に取り組んだ。

今回の国内合宿で安井嶺芽菅原健太が初招集となり、すでに代表経験のある矢澤大夢堤優太高橋響を含め、Y.S.C.C.横浜の“不動の1stセット”全員が木暮ジャパンのメンバーリスト入りを果たした。

自チームでは互いの特徴を理解しあう“阿吽の呼吸”を見せる安井と菅原だが、初めて参加する代表活動では、慣れないメンバーや戦術のトレーニングに苦戦している一幕もあった。

トレーニングを終え、安井に話を聞いた。

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課題はフィジカルと戦術理解度

──あらためて、選出おめでとうございます。初めての代表活動の2日目を終えた感想は?

初日から、今までやってきたことの倍以上の強度でプレーしているので、まだ2日目ですけど疲労度はいつもの1週間分くらいに感じています。でもそれも含めて、いいモチベーションになっています。

──少しずつ慣れてきている部分もありますか?

うーん……。動きが複雑で、いつも自分たちのチームでやっているものとは逆の動きをしなきゃいけない部分もあって、まだ頭が追いついていないところがあります。

──ハーフコートでやっていた、4人組の動きも難しかったですか?

練習であれだけ形が決められていればやりやすいんですけど、ゲームとか、流れのなかでやるってなると本当に難しいです。

──木暮賢一郎監督からは直接声をかけられたり、期待している部分について話はありましたか?

特にはないですね。(高橋)健介コーチと自分の動画を一緒に見て、課題と、今後も出していってほしいっていう部分を伝えてもらったので、意識していけたらいいなと思っています。

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──今回は安井選手と菅原健太選手が選出され、Y.S.C.C.横浜の1stセットが全員代表入りを果たしました。その点についての思いや感じていることを教えてください。

まずはうれしいの一言ですね。3年間、同じセットでやっているので、チームのなかではなにも考えないでもある程度はやれますけど、こうやって代表活動になった時に、僕ら4人が出て、木暮監督のやり方でどういうプレーができるかですよね。チームに戻った後も還元できることはあると思うので、そういうところも意識してやっていきたいと思います。

──今の時点での課題と、逆にアピールできそうなポイントを教えてください。

マンツーマンが基本なので、守備の時のフィジカル的な要素が足りていないのと、あとは戦術理解度ですね。木暮さんの戦術のなかで自分の特徴を生かすという点では、今まだなにも発揮できていないので、まずは理解度を高めていきたいです。

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