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【記者会見】新人GK・須藤が緊急先発。湘南・伊久間洋輔監督「素晴らしい活躍だった」

8月12日、小田原アリーナにて、湘南ベルマーレとシュライカー大阪が対戦した。

GKのフィウーザの負傷と中澤航の出場停止に伴い、サテライトから須藤蓮を緊急招集し、リーグ戦に挑んだ。第1ピリオドを0-0で終えるも、26分、シュートブロック後に須藤が足を痛め、指揮官は苦肉の策でパワープレーを選択。ボールをにぎりつづける形でゴールを守るも、残り13秒でパワープレー返しを決められ、リーグ戦6連敗を喫した。

試合を終え、伊久間洋輔監督とキャプテンの萩原真夏が記者会見に出席した。

チーム状態は決して悪くない

湘南ベルマーレ|伊久間洋輔監督

──試合を振り返って。

まずは夏休みということもあって、たくさんのお客さんが来ていただいたことに感謝したいです。本当にありがとうございます。

試合に関しては、GKの登録選手が不在のなか、須藤(蓮)がサテライトから急遽昇格しましたが、素晴らしい活躍をしてくれたと思います。得点を奪えなかった事実はありますが、苦しい試合で選手たちはよく頑張ってくれました。

須藤が足をつってさらに難しい状況になり、パワープレーを選択したものの、得点をなかなか取れませんでした。ただ、チーム状態としては決して悪いわけではありません。自分たちの取り組みを続け、必ずチャンスを掴んで浮上できればと思っています。

──須藤選手は今日がデビュー戦でしたが、Fリーグ初出場とは思えないパフォーマンスを見せてくれたと思います。試合を迎えるまでに本人とはどういう話をしましたか?

彼はこれまでも、トップチームの練習には参加していました。今回の出場も、何も失うものはなくチャンスでしかないはずなので、ここで頑張れるかどうかだという話をしました。本人は「足がガクガクします」と言うぐらい緊張していましたが、それはもう当然のことだろうなと。彼にとってはいい経験になったのではないかと思います。

──靏谷選手は以前は「うまい選手」という印象でしたが、ここ最近は対人の強さも伸びてきている印象です。得点まであと一歩のように思いますが、監督から見て彼の現在の評価は?

彼はドリブラーですし、右サイドで左利きという特徴のある選手です。ただフットサル選手としては自分の強みを出すプレーだけではなく、守備もしないといけないですし、味方のことも生かさないといけない。いろいろとやらなくてはいけないことがあります。

他の選手も同じですが、チームを勝利に導けるかという話を常にしています。彼自身は「代表を目指したい」と言っていますが、厳しいことを言い方をすると、今日のようなゲームを彼が決められないと代表にはなれません。

昨シーズンから出場時間も長くなって、一つひとつ積み上げている段階ですが、今の苦しい状況を彼が救えるどうかが、今後の課題かなと。期待もしていますし、厳しいことを言えばもっとやるべきだと思います。

──選手の特徴も含め相手に研究されて、研究し返しての繰り返しかと思いますが、なにか飛び道具を準備するのかも含めて、この中断期間をどう過ごしていきたいですか?

負けてるとはいえ、毎週反省と改善をして、いろいろとチャレンジはしています。それが練習でうまくいっても試合でできないとか、最後に決めきれないとか、そういうところに問題があると思います。それを好転させられるように、取り組んでいく必要がありますね。ディフェンスについては、先日の名古屋オーシャンズ戦でも、GKが退場するするまでは非常にいいパフォーマンスができましたし、守備から得点を奪ったシーンもありました。そこは伸ばしていきながら、ゲームの勝負どころを自分たちのものにできるかを考えていきたいです。パワープレーも今はやる回数が多いので、これからうまくなっていくと思います。そのほかも精度を高めていくっていうことが一番ですね。

この3週間でどうチームを変えられるか

●湘南ベルマーレ|萩原真夏

──試合を振り返って。

今日の試合で6連敗になってしまいました。監督の話にもあったように、チームの状況は悪くないとは思ってますが、勝ちきれないというのは何かしらの問題があって、それが試合に出てしまってこの結果につながっているだろうなと。今日で1回中断期間に入りますが、この3週間でどうチームを変えていけるのかが、今後のリーグ戦で大事なことだと思います。

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