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パターの「インサートの有無」で一番変わるのは、“打感”ではなく“やさしさ”【ギア豆知識】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

『TRI-HOT 5K』の“5K”は5000kg-cm2という高慣性モーメント意味する 大型マレット並の数字をブレード型パターでも実現している

スコアに直結する大事なクラブなのに、種類が多すぎて何を選んでいいか分からないのが「パター」ではないだろうか? ヘッドやネックの形状など、注目すべきポイントは多々あるが、今回はフェースの「インサート」について考えていく。

渋野日向子のエースパター、インサートはある?ない?【写真】

そもそもインサートの有無で何が変わるかというと、パターを単一の素材で作るか、複数の素材を組み合わせるかという話ではないかと思う。よく「インサート有は打感がソフト」といった話を耳にするが、アルミニウムのボディにステンレスのインサートを採用したようなモデルもあるため、一概に「ソフト」と語ることはできないだろう。

実際、単一素材で作ったパターであっても、軟鉄のようなソフトな素材であれば打感も当然柔らかくなるし、硬い金属であってもフェースのミーリング次第で、いくらでも打感は変化する。本来、パターの打感は、インサートの有無だけで語れるものではないのだ。

では、インサートの有無で何が変わるのか。それはヘッドの設計自由度だろう。

パターに限った話ではないが、比重の違う複数の素材を組み合わせてヘッドを作るのは、性能面で大きなメリットがある。それはヘッドサイズに関係なく、ミスヒットへの強さを出したりと性能を高めることが可能になるからだ。

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