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【日本代表】アジアカップ予選以来、約1年ぶりの代表復帰となる加藤未渚実「自分のピッチ内外での役割を見つけて、吸収できる部分は吸収していきたい」

10日(月)、フットサル日本代表はモロッコ遠征を前に、高円宮記念JFA夢フィールドにて汗を流した。

14時過ぎから始まったトレーニングは、レクリーションメニューからスタートし、1対1のトレーニング、パラレラを使ったチーム戦術の確認等を含め、約2時間ほどで終了した。

22年5月に行われた、AFCフットサルアジアカップ2022東地区予選での追加招集以来、約1年ぶりに代表復帰を果たした、加藤未渚実に話を聞いた。

ラストチャンスだと思って

──久しぶりの代表活動ですが、木暮監督から招集の意図についてはどのような話がありましたか?

今回の遠征の意図としては、昔の1対1のイメージもしっかりあるし、それを再現してほしいということ。相手の強豪国に対してパフォーマンスを出してほしいと。あとは、チームとしての順位だったり、個人のパフォーマンスとしてもリーグ戦、選手権も含めていいとは言えないところがあると思うが、ラストチャンスだと思ってこの遠征に挑んで欲しいという話がありました。

──チームの状況がよくないなかでも、今回加藤選手が選出されたことで、シュライカー大阪にとっても良い影響だったり、戻ってから還元できるものがあるのではないかと思いますが?

今回、大阪からは1人ということで、こういう選出のされ方もあるんだなということを知ることができましたし、若手の代表を狙っている選手がほとんだと思うので、モチーベーションに繋がればいいなと。あとは、個人としてパフォーマンスを出すことで、みんなを勇気づけられたらなと思います。

──今日も1対1については強度の高いトレーニングをしているように思いましたが、やはりそこはチームとしての課題としてありそうですか?

おそらくそうなんじゃないかなと僕は思ってますし、それだけじゃなくて、ゲームを組み立てる部分で、経験の部分もあるので、そういうところを代表チームに還元して欲しいのかなと思っています。

──久しぶりに代表の若い選手とトレーニングを終えてみてどうですか?

東アジア予選の追加招集の時(22年5月)では、若いメンバーが多かったですけど、僕の記憶はやはり西谷(良介)選手や星(翔太)選手だったり、そういったメンバーがいる期間も長かったので、その代表のイメージが強くあります。もう新チームになったなと思うので、代表の雰囲気もガラッと変わって、そのなかで自分のピッチ内外での役割を見つけて、柔軟にチームに溶け込んでいけたらいいなと思っています。

──何人か、このチームにも左利きという特徴を持ったアラの選手がいるなか、加藤選手から何かアドバイスをしている部分はありますか?

アドバイスというよりか、僕もフレッシュな気分でも参加していますし、今日も(山中)翔斗ともコミュニケーションをとって、「こういう時はこうしたらいいんじゃない」という話はしていますが、自分も若い選手から吸収できる部分は吸収していきたいというところもあるので、そこは仲間であり、切磋琢磨して、それぞれ高め合っていけたらいいなと思っています。

──海外遠征ですが、時差に対応するためのコツを教えてください

飛行機のなかで、こまめに短い時間睡眠をとるというのが、代表としても推奨されているので、長い時間クタっと寝るのではなくて短い時間で寝て、現地時間に対応していくことがいいと言われています。あとはやっぱり、現地でここで「眠たいけど寝ちゃいけない」というタイミングがどうしても来るので、そこが我慢できるかどうかですね(笑)

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