インナーシュラフ最強おすすめランキング12選!夏・冬に使える人気商品を徹底比較

インナーシュラフの選び方

次にインナーシュラフの選び方を紹介します。選ぶ際には、「形状」「保温性」「携行性」「生地の種類」の4つのポイントを考慮するようにしましょう。

形状で選ぶ

マミー型のインナーシュラフ

封筒型のインナーシュラフ

シュラフと同じく、インナーシュラフには大きく2種類の形があります。丸みがあり、足元に向けてすぼんだ形が特徴の「マミー型」と、長方形でサイドにジッパーがある「封筒型」です。

身体へのフィット感が好きな方はマミー型を、圧迫感を感じたくない人は封筒型のシンプルなものを選ぶと良いでしょう。使用しているシュラフの形に合わせると、生地のもたつきがないのでおすすめです。

保温性で選ぶ

冬はメリノウールやフリース生地を選ぶと保温性が増し、シュラフのみでの使用よりも暖かく眠れます。ドローコードで首元がすぼめられるものであれば熱を逃がしにくく、冬の利用に最適です。

しかし、保温性が高いインナーシュラフは生地が若干厚くなるため、重さや収納時のサイズが大きくなってしまうのは注意点です。

夏は、インナーシュラフだけで寝ることが可能。薄手の生地のものは温度調節がしやすく、夏でも快適に過ごせます。通気性の良い生地であれば汗を逃がしてくれるため、身体に張り付く感じが少なく寝やすいのも魅力です。

軽量・コンパクトさで選ぶ

荷物をできるだけ減らしたい人は、軽量かつコンパクトに収納できるインナーシュラフがおすすめです。特に登山やソロキャンプ、ツーリングキャンプなどは荷物を減らして向かいたい人も多いはず。

インナーシュラフのなかには、500mLのペットボトルサイズ以下の大きさで重さも300gほどのものなど、パッキングしやすくコンパクトなものがあります。バックパックやバイクの積載量なども視野に入れて、収納サイズや重量をチェックして購入を検討しましょう。

生地の種類で選ぶ

インナーシュラフの肌触りや伸縮性も大切なポイント。起毛で毛布のようなものから、密度が高く滑らかなものまで種類によって肌触りが異なります。快適な寝心地を重視する人はアウトドアショップに行き、実際に触って肌触りを確かめてみるのがおすすめ。伸縮性の高い生地は窮屈さを感じにくく、寝心地が良いです。


人気インナーシュラフおすすめランキング12選

人気のインナーシュラフ12点を、「持ち運びやすさ」「保温性」「機能性」の3つの観点で、hinata編集部が徹底検証。おすすめのアイテムを総合評価が高かった順にランキング形式で紹介します。

※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります
※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります

【1位】シートゥサミット エキスパンダーライナー スタンダード

【総合評価4.94
携行性5.00|保温性4.82|機能性5.00

快眠間違いなし!死角なしのインナーシュラフ

重さ310gと、検証アイテムの中で最も軽量なインナーシュラフ。コンパクトに収納できるため、持ち運びの負担もありません。触り心地はシルクのようになめらかで、素肌に触れても不快感ゼロ。軽いだけあって生地も薄く、通気性抜群です。病院でも採用される、洗濯しても劣化しにくい抗菌処理が施されているため、シュラフとインナーシュラフ双方を衛生的に保つことができます。

【基本情報】
タイプ:封筒
使用サイズ:80×185cm
収納サイズ:16.5×8×13cm
重さ:310g
素材:ポリエステル、コットン
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後33℃(-17℃)

キャラバン エキスパンダー ライナー シートゥーサミットOD 670/ネイビー 1700416

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【2位】サーマレスト シナジースリープバッグライナー

【総合評価4.91
携行性4.90|保温性4.82|機能性5.00

肌触り第一で選ぶならコレ!

検証アイテムの中でも断トツで肌触りが良かったのがこちらのインナーシュラフ。生地が薄く、寝汗をかいても蒸れないので夏の夜でも快適に使えます。縦横両方向に生地が伸びて身体にフィットするため、シュラフ内でごわつくことがありません。寝返りを打ちやすいのもうれしいポイント!収納時は軽量コンパクトになり、持ち運びに最適です。

【基本情報】
タイプ:マミー
使用サイズ:78.74×203.2×7.62cm
収納サイズ:11×11×17cm(編集部計測)
重さ:342g
素材:ポリエステル
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後33℃(-17℃)

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア キャンプ 寝袋 シナジースリープバッグライナー レギュラー 【日本正規品】 30249 ブルー

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【3位】Naturehike インナーシーツ

【総合評価4.90
携行性4.94|保温性4.76|機能性5.00

シュラフに合せて選べる豊富なカラバリが魅力

生地がよく伸び体にフィットするため、内側の暖気を逃がしません。ほかのインナーシュラフと比較すると保温性が低い数値でしたが、吸湿性が高く、寝汗をかいてもべたつき知らずで快適に眠れます。暑い夏は1枚で、寒い冬はシュラフの暖かさをアップさせるインナーシュラフとして使える優れモノ。カラーバリエーションが8色と豊富で、シュラフやシュラフカバーの色と合わせて選べるのもうれしいポイントです。

【基本情報】
タイプ:マミー
使用サイズ:200✕80cm
収納サイズ:直径9×19cm
重さ:350g
素材:ポリアミド繊維+20%弾性繊維
洗濯機で丸洗い:OK(ドラム式洗濯機のみ)

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後32℃(-18℃)

Naturehike インナーシーツ シュラフ トラベルシーツ シュラフライナー 超軽量 コンパクト 高い弾性 肌触り良い 速乾 保温 吸湿 丸洗い可能 アウトドア キャンプ ホテル 山小屋 防災 寝袋内 室内 車中泊 収納袋付き

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【4位】NANGA SLEEPING BAG INNER SHEET

【総合評価4.81
携行性4.78|保温性4.94|機能性4.70

ドローコードで首回りを調整可能

国産ダウンメーカー「NANGA」のハイスペックインナーシュラフ。側面にハーフファスナーが付いていて、簡単に出し入れすることができます。またドローコードで首回りを調整できるため、体にフィットし暖気を逃しません。メッシュ生地で通気性に優れ、夏のキャンプや低山ハイキングでは1枚でも使用可能。若干キシキシとした肌触りで好みが分かれそうですが、よく滑るためシュラフへの出し入れはスムーズです。

【基本情報】
タイプ:マミー
使用サイズ:80×210cm
収納サイズ:12×18cm
重さ:425g
素材:ポリエステルメッシュ
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後35℃(-15℃)

ナンガ NANGA スリーピングバッグ インナーシーツ ブラック N12RBK14

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【5位】NEMO Tracer 寝袋 ライナー

【総合評価4.61
携行性4.92|保温性4.82|機能性4.10

寝返りが打ちやすい「スプーンシェイプ」

肘と膝回りに余裕を持たせた「スプーンシェイプ」が特徴のNEMOのシュラフ。このインナーシュラフも寝返りが打ちやすいスプーンシェイプですが、マミー型や封筒型のシュラフにも問題なくフィットし、単体で使うこともできます。生地はツルツルで肌触りが良いですが、若干のざらつきも感じたため気になる人は要チェック。

【基本情報】
タイプ:マミー
使用サイズ:208.28×76.2×7.62cm
収納サイズ:10×10×17cm(編集部計測)
重さ:356g
素材:再生ポリエステル100%
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後33℃(-17℃)

NEMO Tracer 寝袋 ライナー クラシック スプーン型 レギュラー

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【6位】キャプテンスタッグ サーモライト インナーシュラフシーツ

【総合評価4.53
携行性4.92|保温性4.88|機能性3.80

足元まで開くファスナーで出入りラクラク

側面のファスナーが首元から足元まで開くため、ストレスなく出入りできるインナーシュラフ。軽量コンパクトで、荷物が増えるという理由からインナーシュラフを諦めていた人にもおすすめの商品です。ビニールのような生地感で肌触りは良いですが、伸縮性はありません。通気性があまり良くないので、夏場は蒸れる心配がありそう。寝返りを打つとシャカシャカと音が鳴ります。

【基本情報】
タイプ:マミー
使用サイズ:90×210cm
収納サイズ:外径11×17cm
重さ:330g
素材:ポリエステル
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後34℃(-16℃)

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 シュラフ インナーシュラフ インナーシーツ サーモライト インナーシュラフシーツ マミー型 巾着フード付き ブラック UB-33 幅90(50)×長さ210cm

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【7位】ロゴス 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ

【総合評価4.44
携行性4.94|保温性4.88|機能性3.50

高い抗菌防臭機能で衛生的に使える

シルクのようにスベスベとした肌感触。銀イオン効果による抗菌防臭加工が施されていて、汗や汚れが気になるアウトドア環境でも衛生的に使用することができます。伸縮性はなく、やや大きめのサイズでなので、体にフィットしないと感じる人もいるかも。生地はやや透ける程度の薄さで、若干の通気性があります。

【基本情報】
タイプ:封筒
使用サイズ:(約)84×210cm
収納サイズ:(約)直径9×17cm
重さ:(約)360g
素材:抗菌防臭シルキーモイスクロス
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後34℃(-16℃)

ロゴス(LOGOS) 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ チャコール 72600324 (約)幅84×奥行210cm

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【8位】コールマン フリースインナー

【総合評価4.14
携行性4.05|保温性4.88|機能性3.50

フリース素材に癒される寝心地

やわらかいフリース素材で触り心地良好。横方向には伸縮性があります。ファスナーが付いているため身体を入れやすいものの、もこもことした生地のためシュラフにセットする際にやや引っかかりを感じました。防水性と通気性はやや難あり。保温性は申し分なく、冬キャンプで活躍するインナーシュラフです。

【基本情報】
タイプ:封筒
使用サイズ:(約)83×190cm
収納サイズ:(約)直径17×28cm
重さ:(約)750g
素材:フリース(ポリエステル)
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後34℃(-16℃)

コールマン(Coleman) フリースインナー 封筒型寝袋用 バンダナデザイン 2000016148

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【9位】ロゴス フリースシュラフ(ターコイズナバホ)

【総合評価4.14
携行性3.75|保温性4.88|機能性3.80

ブランケットやクッションにも変身!

フリース素材で感触が心地よく、寝具として使わない際にはブランケットとしても使用できるインナーシュラフ。同じくフリース生地の収納袋に入れれば移動中のクッションにもなります。生地に若干ざらつきが感じられるため、身体を入れる際にごわつくかも。フリース素材なので通気性はありません。

【基本情報】
タイプ:封筒
使用サイズ:(約)80×190×cm
収納サイズ:(約)直径18×38cm
重さ:(約)770g
素材:ポリエステルフリース
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後34℃(-16℃)

ロゴス(LOGOS) フリースシュラフ(ターコイズナバホ) 72600830

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【10位】ハイランダー フリースインナーシュラフ

【総合評価4.01
携行性3.22|保温性5.00|機能性3.80

首周りにフィットする画期的な形状

首回りに沿ってカットされた開口部が特徴。冷気の侵入を遮断し、暖気を逃しにくくしてくれます。ペットボトルの水温検証の結果は全アイテムの中で最も高く、保温性は抜群。出入り部分はボタン式なので、ファスナータイプと比べてやや手間取ってしまう印象あり。伸縮性と通気性はありませんが、よく滑るためシュラフへの出し入れがスムーズです。

【基本情報】
タイプ:封筒
使用サイズ:(約)80×200cm
収納サイズ:(約)25×38×20cm
重さ:(約)840g
素材:ポリエステル
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後36℃(-14℃)

Hilander(ハイランダー) フリースインナーシュラフ ブラウン

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【11位】スナグパック フリースシュラフ

【総合評価3.95
携行性3.77|保温性4.88|機能性3.20

圧縮バッグでコンパクトに収納可能!

付属の収納袋に圧縮機能がついていて、かさばる理由からインナーシュラフを敬遠している人にもおすすめです。Snugpakのシュラフ内にあるループと簡単に固定できるため、同ブランドのシュラフユーザーはこれ一択。顔まわりのドローコードもうれしいポイントです。ただし、フリース素材がざらざらとひっかかるので、肌触りを重視する人には向かないかも。

【基本情報】
タイプ:マミー
使用サイズ:外径150×200cm
収納サイズ:直径18×25cm
重さ:1,000g
素材:フリース(ポリエステル)
洗濯機で丸洗い:OK

【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後34℃(-16℃)

Snugpak(スナグパック) 寝袋 フリースライナー 寝袋 インナー シュラフ 防寒 洗える コンパクト アウトドア キャンプ (日本正規品)

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【12位】ビジョンピークス フリースシュラフ

【総合評価3.74
携行性2.43|保温性5.00|機能性3.80

抜群の保温性と触り心地で冬キャンプも安心

厚いフリース生地のため重さがあり、携行性は低い数値となりましたが、同じくフリース素材の収納袋に入れるとクッションになります。フルオープンにすればブランケットとしても活用できるため、寝具以外の使い方をしたい人におすすめ。触り心地はふわふわで、保温性の検証結果も最も高い数値に。単体での使用に加え、同ブランドのマルチコンポーネントシュラフと連結させることで、より快適な睡眠を実現できます。

【基本情報】
タイプ:封筒
使用サイズ:(約)75×190cm
収納サイズ:(約)33×45cm
重さ:1,350g
素材:フリース(ポリエステル)
洗濯機で丸洗い:OK
【検証結果】
保温性(シュラフ内の水温の変化):50℃→5時間後36℃(-14℃)

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インナーシュラフとして代用できるものはある?

インナーシュラフは持っているとさまざまなメリットがありますが、わざわざインナーシュラフを買い足すのが億劫な人もいるでしょう。そんな人のためにインナーシュラフの代用方法を紹介します。

シュラフを2枚重ねにする

寒い季節のキャンプであれば、夏用シュラフと冬用シュラフを2枚重ねにすることでインナーシュラフの代わりになります。厚みが出てゴワゴワしてしまいますが、保温効果は抜群。重ねる際は、双方の形状が同じであること、また外側のシュラフの方がサイズが大きくなるように注意しましょう。

毛布をインナーシュラフ代わりにする

毛布をシュラフにインすることで、インナーシュラフの代わりとする方法もあります。気温や通気性など、重視するポイントに合せて毛布の素材や厚さを選んでください。シュラフと形状が異なるため寝返りを打ちにくいなどのデメリットがありますが、保温性を高め、衛生的にシュラフを使ううえでは有効です。


インナーシュラフでキャンプの睡眠をワンランクアップ!

インナーシュラフは、キャンプの睡眠環境を簡単に改善できる便利なアイテム。季節や気温を問わず、オールシーズンで役立つことでしょう。また大事な寝袋を清潔に保ち、長持ちさせるうえでも非常に有効です。まだインナーシュラフを持っていない人は、ぜひ検討してみてください。

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