シン貧打爆裂レポート『AI-ONE DOUBLE WIDE DB パター』

注目ポイント

オデッセイは、『AI-ONE DOUBLE WIDE DB パター』を2023年11月3日に発売しました。

『AI-ONE DOUBLE WIDE DB パター』のコピーは“ついにパターでも始まったAI設計 オフセンターも芯に変える画期的モデルが誕生”です。
自らが画期的モデルと言うからには、相当な自信があると考えて良いのだと思います。

ドライバーのフェースをAI設計して、世界中に衝撃を与えてから4年。
4年で、当たり前のようになっている現実を考えると、パターのフェースも2年後ぐらいには、裏を凸凹にするのが当たり前になっているのかもしれません。

フェースだけを見せてもらいましたが、アルミの土台の裏面には、公園の滑り台のような突起がありました。表面にはウレタンを貼り付けて、いわゆる「ホワイト・ホットインサート」と構造と素材的には同じ感じなのだと思われます。

計算上は、トウ側やヒール側に1センチずれてヒットしたボールは、従来であれば10メートルで2メートルショートするのが、この「AIフェース」であれば、0.5メートル、つまり、50センチしかショートしないというのです。
本当なら、まさに画期的モデルです。

長いパットの距離感が合わない、というゴルファーには夢のようなパターになるかもしれないのが『AI-ONE DOUBLE WIDE DB パター』です。
裏側の凸凹は、透明の窓から見えるようになっています。その遊び心を余裕と見るか、魔法にかけるためのまやかしと見るかは、使い手次第ですが、期待は高まります。

それ以外にも、「STROKE LAB 90 シャフト」も注目です。
スチールとカーボンの複合シャフトだった「STROKE LAB シャフト」でしたが、ツアープレーヤーからは、スチールが良いという要望が多かったそうです。
「STROKE LAB」の安定感はそのままに90グラム台の軽さで、カウンターウェイトを入れて、トルクを低減し、無駄な動きを制御したのが、新しい「STROKE LAB 90 シャフト」らしいのです。

とにかく、打ちたくなりました。

試打した日は、晴れで、気温は7℃~26℃。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。使用したボールは、使い慣れていてクラブだけの影響に集中できる『TOUR B X』です。

関連記事