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来季シード権獲得に向け正念場を迎える渋野日向子 「この4試合でしっかり上位に入れるように」

来季シード権獲得を目指してアジアシリーズに挑む渋野日向子(撮影:GettyImages)

<ビュイックLPGA上海 事前情報◇10日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>

米女子ツアーはいよいよ終盤に差し掛かり、中国・上海、韓国、マレーシア、日本での戦いとなるアジアシリーズへ突入。それが終われば、米フロリダ州に戻って「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」、年間ポイントランキング上位60人のみが出場できる最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が控える。

きょうは練習だけをしていた渋野は大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ、「この(アジアシリーズ)4試合は自分にとってすごく大きい試合なので、出させていただけることがまずよかったかなと思います」と言うのも、8月末から9月上旬の間で行われた2試合は41位タイ、36位タイ。「ウォルマートNWアーカンソー選手権」と「アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ」では予選カットが続いた。

現在、ポイントランキング79位(317.2pt)に位置する渋野日向子にとって、来季のシード権獲得に向けて大事な期間となる。来季フル出場権が得られるのは、ポイントランキング上位80位まで。81位以下になっても序盤戦の出場は叶うが、リシャッフル(出場優先順位の見直し)の対象となるため、目指すはトップ80入り。「この4試合でしっかり上位に入れるように頑張りたいです」と意気込んだ。

今大会が開催されるチージョン・ガーデンGC(中国)は初めて来たという。「まだ回っていないんですけど、コースもキレイですし、すごい楽しみです」と明るい声で話した。インタビュアーに中国で楽しみなことはないかと問われた渋野は「本場の中華料理を楽しみにしていますね。デザートとかあまりイメージはないので、そういうのも気になったりしています」と答えた。

試合は予選カットが無く、4日間の戦いが決まっている。「カットがないということで、どれぐらいのスコアが出るのか想像ができていませんが、1日目をやってみて、4日間攻めていけるところは攻めていけるゴルフがしたいです。4日間しっかり、楽しんで頑張ります」と攻めの姿勢を見せた。来季シード権獲得に向けてエンジンをかける。

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