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前年覇者・古江彩佳が圧倒的存在感で“お出迎え”? 自分の名前が刻まれた優勝トロフィーには大興奮!

古江彩佳が昨年優勝時の自分の写真の前でパシャリ(撮影:福田文平)

<フリードグループ・スコティッシュ女子オープン 事前情報◇1日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6494ヤード・パー72>

1年前に米国女子ツアー初優勝を挙げたスコットランドに帰ってきた古江彩佳。1日(火)には大会の公式インタビューにも呼ばれ、その後には会場の警備にあたる“現地ファン”から記念撮影を求められるなど、注目を浴びている。

その存在感はバツグン。コースには歴代王者のひとりとして、昨年、優勝カップとともに撮った写真も掲示されているが、そのなかでひときわ大きなインパクトを残すものがある。それがメディアの仕事場、プレスセンター入ってすぐの受付後方に飾られているパネルだ。やはり優勝直後にポットバンカーに座り撮影されたでかでかとした写真が貼られており、まるでディフェンディングチャンピオンに出迎えられている、そんな気分になる。

当然、古江もその写真の存在は確認済み。「早いなー。もう(優勝が)1年前かという気持ちが一番大きいです。優勝したことで、いい写真が見られました(笑)」とニコニコと話す。

会見後には、日本メディアの要望に応え、そのパネルとの“ツーショット撮影”を行っていたのだが、そこに海外のカメラマンや、現地のものと思われるテレビのカメラマンも参加し、必死にファインダーを覗く。さらには“サービス”で本物のトロフィーが、そこに登場。自分の名前が刻まれていることを確認した時には、コース上ではクールな古江も大喜びだ。メディアのみならず古江自身も携帯電話のカメラで写す“大撮影会”となった。

1年前は最終日に「62」をマーク。実に一日で10ストロークも伸ばし、衝撃の逆転優勝劇を演じた。そしてインタビューでは、海外の記者から、それに関する質問も集中していた。連覇への意識について聞かれた時には「そんなにはない。自分が頑張ればいいように終われる。一打に集中できれば」と、実に古江らしい返答。自然体でのプレーを強調する。

今季は未勝利ながら、現在ツアーのポイントランキングで3位につけるなど好調なシーズンを過ごしている。ちなみに、プレスセンターの入り口はガラス戸で、外からでもそのパネルを見ることができる。タイトルを防衛し、来年も“お出迎え”をする立場になることを期待したい。(文・間宮輝憲)

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