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“完璧主義”から“遊びのゴルフ”にチェンジ 勝みなみ連覇へのカギは「楽しむ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

開幕前日も笑顔 この楽しい気持ちが連覇に導いてくれる(撮影:上山敬太)

リゾートトラストレディス 事前情報◇25日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>

「全然ディフェンディングっていう感じがないですね。昨年はこうだったな、とかないので」と話す前年覇者の勝みなみ。7年ぶりにメイプルポイントゴルフクラブが舞台。愛知県のセントクリークゴルフクラブから、今年は山あいにある名匠ピート・ダイ設計の戦略性の高いコースへと変わった。それでも「出るからには優勝を目指していきたい」と連覇に挑む。

さて何と言ってるでしょうか?【大会ライブフォト】

勝は昨季の今大会と「日本女子オープン」を制して賞金ランキング7位に入った。今季は、ここまで11戦してトップ10入りは2回。「(結果は)思い通りにはいってないですけど、ショットはだんだんよくなってきているので、かみ合えば何とかなる状況です。1つ1つのショットに集中して、そのショットを楽しめたら優勝に近づくと思います」と話す。

勝の言う“楽しむ”は、先週から取り入れた考え方だ。「私はそうは思わないのですが」と前置きした上で「母やキャディさんから自分に厳しすぎるって言われます。ちょっと曲がったり、自分の理想の球が出なかったりすると『なんで』って自分を追い込んじゃうんです」。直線的に狙ったショットが1〜2ヤード曲がっただけでも納得しない。ボールがカップの近くに寄っても、スイングの感触が悪ければ納得できなかった。

「自分のいい感覚でいいショットを打てなかったら、絶対に嫌だったんですけど、もう少し遊びのゴルフをした方が気持ちに余裕が出るんじゃないかと言われました」。フェアウェイから目の前に障害物がなくてもドローやフェードと、ボールを曲げてグリーンを狙うように攻め方を変えた。

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