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緊張感のある優勝争い 上田桃子は松山英樹のマスターズ制覇に「人間の心理が見えた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

上田桃子もマスターズで強く打たれた一人だ(撮影:鈴木祥)

<KKT杯バンテリンレディス 事前情報◇15日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>

女子ツアーも松山英樹の快挙に沸いている。リアルタイムで見ていたという上田桃子も「スポーツで感動するとこういうことなんだなと思った」と心を打たれたという。

こちらも熊本娘がむっちゃピース!【大会ライブフォト】

最近あまり感じることがなくなった世界がそこにあった。「今のゴルフは特にあまり緊張感を感じないというか、優勝争いをしている人たちも“緊張しているのかな?”という感じでプレーしていて。そういう人間の心理的な部分が見えることが少ないことが多くなったと思う」。米国男子ツアーだけでなく、女子ゴルフにも同じように思っていた。

だが、やはりオーガスタは違う。むき出しの感情がそこにあった。「マスターズは大会が大会だけに、緊張感がすごく伝わってきましたし、松山君の表情を見ていてもストーリー性があった」。そこに世界最高峰ならではのすさまじい追い上げも加わり、「見ごたえがありました。そういうこともあって余計に感動しました。信じ続ければ夢は叶うんだなと思いました」と感想を話す。

「マスターズチャンピオンが日本人から生まれるんだ、と思いました。扉は開いたと思うのですが、男子は女子以上にパワーでの戦いがすごい。この後誰がそれをこじ開けるんだろう」とネクスト松山への期待と楽しみも口にした。(文・秋田義和)

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