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腰痛、模索し続けたクラブ構成の意図… 苦闘の21年終え語った“本音”【原英莉花・新春インタビュー】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

新春インタビューに原英莉花が登場 昨季を振り返ってもらった(撮影:ALBA)

新型コロナウイルスの影響で2020年と21年が統合されたシーズンで、メジャー2勝を含む3勝を挙げた女子プロゴルファーの原英莉花。20年は「日本女子オープン」で“日本一”に、そして「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では“ツアーNo.1”へと飛躍を遂げたが、昨年は苦しい時間も過ごす1年になった。2月15日には23歳を迎える原に、ロングシーズンを終えた直後の心境について語ってもらい、その様子を全2回でお届けする。前半は昨季の振り返り、そしてクラブへの哲学について。(取材・構成/間宮輝憲)

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■“あら探し”に腰痛…苦しかった1年

—まずは長かった昨シーズンの振り返りについて聞かせてください
「いろいろありすぎて言葉にできないですよね。国内メジャーで優勝。海外メジャーも経験して、自分に足りないものをすごく感じたり。それでボールのバリエーションを増やして、これまで以上にクラブにもこだわりました。いろいろなことを考えながら過ごしたシーズンでした」

—20年は“飛躍”、21年は“苦闘”という印象を受けました
「20年を賞金ランク3位で終えて、自分のなかでは(21年は)“より上を目指して戦いたい”と思っていました。それなのにケガもして(※1)、なかなか勝てないどころか、優勝争いすらできない状態が続いた。気持ちの面、技術面でも苦しかったなって。すべてが万全でないと自信を持って戦うことはできない。日々『戦うぞ!』という気持ちよりも、『きょうは大丈夫そうだな…』というところからのスタートになっていて、それはつらかったですね」
(※1=昨年4月の海外メジャー「ANAインスピレーション」から帰国後、腰痛を発症。「この時期は自分でもよくわからない感情になりました」と語るほどのつらさで、結局シーズン通じて苦しめられるケガになった)

—そんななか残り2試合となった「大王製紙エリエールレディス」で優勝
「本当にたくさんの人の力を借りて、勝てた試合でした。感謝の気持ちがすごく出てきて。運も味方してくれましたし、この優勝はうれしかったですね」

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